花束のいろいろ

花束のいろいろ

複数の花材を使った花束

 こちらは1万円(税別)花束です。

 先日ご紹介したブログ記事「【色別・本数別・品種別】薔薇(バラ)の花束いろいろ」のバラ単品の花束とはまた雰囲気が変わってきますが、たいへん豪華な、ボリューム感のある花束となっています。

 基本的には通年で流通するバラ・トルコキキョウ・百合・アルストロメリアを入れていますが、それ以外にも季節の花材を入れています。

 もちろん色合いも指定できます。

 今回は特に色合い・花材のご指定がなかったため、淡いピンクのトルコキキョウを中心に、ポイントとして赤バラ・グロリオサ・オンシジュームも入れてお作りしました。

 また、葉物類にはモンステラを使用致しました。

ワイルドフラワーを中心とした花束

 続いてオレンジ色指定の花束。こちらは4000円(税抜き)のご予算でお作り致しました。

 上記写真は所謂ワイルドフラワーと呼ばれる花材。左はピンクッション、右はリュウカデンドロン。いずれもオーストラリアからの輸入品ですが、近年はこういったワイルドフラワーの需要も非常に高まってきています。

 ワイルドフラワーは希少種のため値段も比較的高めです。左のピンクッションは単品売りで1本500円(税抜き)、右側のリュウカデンドロンは1本400円(税抜き)します。

 当店ではこれらワイルドフラワーの人気の高まりを受け、あまり流通しないような珍しい花材を積極的に仕入れるようにしています。

 今回の花束には使用していませんが、同じ日に仕入れた珍しい花材。写真左は紅アオイ、写真右は「オールドローズ」と呼ばれる小ぶりのクルクマとなります。

 今回はお客様のご要望でオレンジ系で作って欲しいとのことでしたので、オレンジのスプレーバラ、大輪ガーベラ、オレンジのアルストロメリアにこれらワイルドフラワーを組み入れました。

 単品ではインパクトが強すぎる感じもするワイルドフラワーですが、こういった花束に入れると、ちょっとしたアクセントとして貰った方もきっと驚かれ、喜ばれること間違いないかと思われます。

 また、ラッピングもオレンジで合わせてみました。リボンだけでなく、ラッピング用紙もTPOに応じて色合い指定できますので、ご安心下さい。

 当店では花材も豊富で、珍しいワイルドフラワーも取り揃えております。貰った方もきっと驚かれ、喜ばれるような、そんな花束作り・アレンジ作りを目指しております。

芍薬(シャクヤク)を使った花束

 季節限定花材である芍薬(シャクヤク)を使った花束。
 5月中・下旬から6月初旬頃限定の花束です。なんとこの分量で税込み4400円!

 今回は、芍薬20本にブプレリュームとドラセナを入れてお作りしました。

※ 芍薬は4月中旬頃から出始めますが、余り早すぎるものは1本あたりの単価も高くなり、蕾のまま開かないで終わってしまうものもあるため、あまりおすすめしません。やはり芍薬は、節の5月中・下旬から6月初旬頃が一番のおすすめの時期となります。芍薬について詳しくは、ブログ記事『初夏の花材「シャクヤク(芍薬)」との組み合わせ』をご覧下さい。

この記事を書いた人

菊地充智
菊地充智代表取締役社長
こんにちは。フラワーショップ アリスの代表取締役、菊地 充智と申します。福島県本宮市出身で、元々は教員として子どもたちの教育に尽力していました。その経験は私にとって大切な基礎となり、人と心を通わせる重要性や、強い絆を築くことの意味を深く理解させてくれました。

2007年、私は新たな挑戦としてフラワーショップ アリスに加わりました。それ以来、花々と共に日々成長し、お客様に最善のサービスを提供するために常に努力しています。そして、花の美しさとそれぞれの物語をより深く理解し、お客様に届けるため、全国の花の産地を訪れています。

私の経営理念は、お客様に最高の満足を提供し、常に改善と修正を行いながら、お客様にとってベストの選択を追求することです。この理念は、私が書く文章にも反映されています。

皆さんが私の記事を通じて、花の世界の美しさや、そこに込められた物語を感じ取っていただければ幸いです。それが私が記事を書く大きなモチベーションとなっています。どうぞよろしくお願いいたします。