ホームページ開設にあたっての代表からのご挨拶

ホームページ開設にあたっての代表からのご挨拶

CMSと現代のWeb開発

 2019年7月、フラワーショップ アリスのホームページをついに立ち上げました。

 今から20年前ほど前(1990年代後半から2000年代初頭にかけて)に勤務先の学校のホームページや私的なホームページを作っていましたが、その時は主にHTMLを手書きでコーディングしていました。

 しかし現代のウェブ開発は大きく進化しており、小学校教員以来ほぼ15年ぶりのホームページ作成に取り組みましたが、その変化・技術の進歩にたいへん驚きました。

 現在では、CMS(Content Management System:コンテンツ管理システム)と呼ばれるツール、特にWordPressが主流となり、これによりHTMLの直接の手書きを必要としない部分が増え、学校のホームページを作っていた時に比べ、遙かに簡単にホームページの制作・更新ができるようになりました。

実際のHTMLコードの例。これが現代のWeb開発においてページの基盤となります。
(実際のHTMLコードの例。これが現代のWeb開発においてページの基盤となります。)

 更にドメインの取得を始め、サーバーの構築等いろいろと新たに進めることになりました。不慣れながらも随時更新していきますので、よろしくお願い致します。

花の旬と種類の特性

 さて、弊社は今年(2019年)で創業32年目となり、これから創業50年に向けて、社員一同精一杯がんばっていこうと考えております。

 弊社では常時、数百種類・数千本の花を取り揃えておりますが、花によって、また種類によって、生育に適切な旬となる時期に大きな違いが見られます。

 代表的な白の大菊(三種類)を取り上げてみても、冬の「神馬」、春・秋の「精の一世」、夏の「岩の白扇」と、同じ白の大菊といえども旬となる時期に明確な違いがあり、旬の時期とそれ以外とでは日持ち等に明確な差が見られます。

 「神馬(じんば)」は開くといかにも大菊らしいきれいな咲き方をします。冬の低温(10度以下)に強い反面、春・秋などのやや温度が高い状況(15度以上)では日持ちがしない特性を持ちます。

 一方、「白扇(はくせん)」は高温に強く、特に35度を超えるような真夏日に真価を発揮します。「白扇」は他の大菊と比べ開花が早い特性を持ちますが、開ききった後にその状態のままを数週間維持します。しかし、20度を切るような状況では日持ちが悪くなります。

 「精の一世(せいのいっせい)」は、極端な寒さにも暑さにも弱いですが、15度前後の外気温時に最も日持ちがする特性があります。

白菊「白扇」を使った仏花
写真は38度を超える猛暑日に撮影。通常、このような猛暑日の炎天下に晒されると、どの花も水下がりが発生します。一方、白菊「白扇」は高温に非常に強く、このような状況下でも水下がりしにくい特性を持ちます。フラワーショップ アリスでは、夏場には「白扇」を積極的に取り扱い、大切なご葬儀などでもお客様が安心して鑑賞できるよう、花材選びにも細心の注意を払っております。

 幸い日本列島は南北で約2800キロと、気温や降水量に大きな開きがあります。そのため、花ひとつひとつの旬となる時期や産地は、一年を通して順次移り変わっており、代表的な花である大菊やトルコキキョウ、オリエンタル百合などは、恒常的に質のいい国産品が入手できるようになっております。

我々の品質へのこだわり

 弊社では季節に応じてその花のベストな産地を選定し、しっかりとした、いいものを作る生産者にこだわりながら、品質の良い花を常時取り揃えております。また、色合いや組み合わせ、ボリューム、形などにもこだわりながら、お客様にご満足いただける商品を提供していきたいと考えております。

 お気軽にご来店、お問い合わせ等していただければ幸いです。

A greeting from the representative on the occasion of the website launch

CMS and Modern Web Development


I have finally launched the homepage for Flower Shop Alice.

About 20 years ago, from the late 1990s to the early 2000s, I was creating homepages for the school where I worked and for personal use, primarily coding in HTML by hand.

However, modern web development has evolved significantly, and I have been astonished by the changes and technological advancements as I embarked on creating a homepage for the first time in nearly 15 years since becoming an elementary school teacher.

These days, Content Management Systems (CMS), especially WordPress, have become the mainstay. This development has greatly reduced the need for direct HTML coding, making the creation and updating of websites significantly easier than when I built the school website all those years ago.

We’ve also started on new tasks, including securing a domain and setting up a server. While I’m still getting used to this new environment, I’m committed to updating our site regularly. Your understanding and support are greatly appreciated.

Seasonality and Characteristics of Different Flower Types

Now, our company is in its 32nd year of establishment this year (2019), and we are all working hard to reach our 50th anniversary.

At our company, we always have hundreds of varieties and thousands of flowers in stock, but depending on the flower and the variety, there are big differences in the season when they are best suited for growth. Even if we take up the representative white large chrysanthemum (three types), there are clear differences in the season when they are in season: “jinba” in winter, “Sei no Issei” in spring and autumn, and ” E-wah no Hakusen” in summer. Even though they are all white large chrysanthemums, there are clear differences in their shelf life and other characteristics between their peak season and other times.

Fortunately, the Japanese archipelago is about 2800 kilometers from north to south, with large differences in temperature and precipitation. As a result, the peak season and production areas for each flower change sequentially throughout the year, and typical flowers such as large chrysanthemums, delphiniums, and oriental lilies are constantly available in good quality domestic products.

Our Commitment to Quality

At our company, we select the best production areas for each flower according to the season and stick to producers who make good quality products while always having good quality flowers in stock. We also pay attention to color combinations, combinations, volume, and shape to provide products that satisfy our customers.

We would be happy if you could visit us or contact us at any time.


代表取締役 プロフィール

菊地 充智

Kikuchi Mitsutomo

代表取締役社長

プロフィール

’73年 福島県本宮市(旧:安達郡本宮町)生まれ。
本宮町立本宮小学校、
本宮町立本宮第一中学校、
福島県立安積高等学校(105期生)
茨城大学教育学部小学校教員養成課程社会卒業。

バブル崩壊後の就職氷河期真っ只中の在学中(茨大4年次)、厳しい状況下で茨城県教員採用試験に合格し、翌年から茨城県石岡市立杉並小学校教諭。その後、茨城県土浦市立土浦第三中学校教諭として計11年間教職に携わる。

2007年3月に退職後、家業を継ぐためにフラワーショップ アリスへ入社。現場での経験を重ね、2019年8月より代表取締役に就任。
尚志高等学校後援会(令和3・4年度)会長

(資格)
・2級色彩コーディネーター
・小原流いけばな三級家元教授
・花シュルジュ(一般社団法人 JFTD認定)
・小学校教諭一種免許状
・中学校教諭一種免許状(社会)
・高等学校教諭一種免許状(地歴)
・柔道三段

(経営理念)
・お客様にご満足を頂けるよう、最善を尽くす。
・常に改善・修正を行い、お客様にとってベストな選択を図る。

Profile Picture

 小学校・中学校の担任として11年間教職に携わっていましたが、一人っ子ということもあり、悩みに悩んで退職を決意し、家業を継ぐ決断をしました。

 お客様・地域の皆様・従業員・取引先など、多くの方々と接しながら、永続・発展できるよう鋭意努力して参ります。

メディア実績

エフエム福島『RADIO GROOVE』

 2024年12月6日、エフエム福島のラジオ番組『RADIO GROOVE』に出演し、福島県産花卉の魅力や産地の特徴についてお話ししました。

福島テレビ『テレポート・プラス』

 2020年5月13日、福島テレビ『テレポート・プラス』で、5月の花の日に代わる「花の月」の紹介とアレンジメント制作が取り上げられました。

アレンジ教室の様子

 2024年10月26日、伝統産業としての「大堀相馬焼」とのコラボレーション企画として、大堀相馬焼と「福島県産の花」を使ったアレンジ教室を行いました。

地域貢献活動

尚志高校後援会活動

令和3・4年度の2年間、尚志高校の後援会会長を務めておりました。地域の皆様のご支援・ご鞭撻があってこそと常日頃から考えておりますので、恩返しというのはおこがましい話ですが、微力ながら、できる範囲で貢献させていただいております。

資格の紹介

「色彩コーディネーター」と「色彩検定」

色彩コーディネーターとは

 色彩コーディネーターとは、色の知識や技術を活かして、ファッション、インテリア、広告、商品のデザインなど、さまざまな分野で色のコーディネートを行う専門家のことを指します。

 色彩コーディネーターは、色の持つ心理的効果や調和を理解し、最適な色の組み合わせを提案することで、商品や空間の魅力を最大限に引き出す役割を果たします。

「色彩検定」とは

 色彩検定は、色彩コーディネーターを目指す人々や色彩の知識を深めたい人々のための資格試験です。文部科学省後援のもと、公益社団法人 色彩検定協会が主催しています。

「花シュルジュ認定証」と「花シュルジュ」

「花シュルジュ」とは

花シェルジュとは、花卉や植物に関する専門知識を持つプロフェッショナルであり、花や植物のケアなどに精通している人々を指します。

「花シュルジュ認定試験」とは

花シュルジュ認定試験とは、生花小売店等に携わる方々を対象に、花卉の品質管理、マーケティング情報伝達、顧客サービスへの対応を改善し、花文化の普及と花卉の消費拡大を図ることを目的として作られた認定試験です。

一定水準以上にあると認められた方を「花シュルジュ」と認定しています。


参考価格

Reference Price

  • ご予算やご希望に応じて色合いや内容を変更できます。
  • ご不明な点は、何なりとお問い合わせ下さい。24時間以内の返信をお約束します。

会社概要

Company Overview

  • フラワーショップ アリスの会社概要を記載しております。

この記事を書いた人

菊地充智
菊地充智代表取締役社長
 こんにちは。フラワーショップ アリスの代表取締役、菊地 充智と申します。
 福島県本宮市出身で、元々は教員として子どもたちの教育に尽力していました。その経験は私にとって大切な基礎となり、人と心を通わせる重要性や、強い絆を築くことの意味を深く理解させてくれました。

 2007年、私は新たな挑戦としてフラワーショップ アリスに加わりました。それ以来、花々と共に日々成長し、お客様に最善のサービスを提供するために常に努力しています。
 そして、花の美しさとそれぞれの物語をより深く理解し、お客様に届けるため、全国の花の産地を訪れています。

 私の経営理念は、お客様に最高の満足を提供し、常に改善と修正を行いながら、お客様にとってベストの選択を追求することです。この理念は、私が書く文章にも反映されています。

 皆さんが私の記事を通して、花の世界の美しさや、そこに込められた物語を感じ取っていただければ幸いです。それが私が記事を書く大きなモチベーションとなっています。どうぞよろしくお願いいたします。

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