憧れの職業
憧れの職業というと、皆さん、何を思いつきますか?
幼い女の子の場合は、比較的「花屋さん」が憧れの職業の上位に来るようです。
株式会社クラレさんの調査によると、小学校1年生への「将来つきたい職業」アンケートでは、花屋さんが過去20年間において上位2位~3位を占めています。
https://www.kuraray.co.jp/enquete/2016/girls
女性のお客さんにもよく、「花屋さんっていいですね」と声をかけられます。
私は大学を卒業してすぐに教員(茨城県教職員)として採用され、11年間小学校・中学校の担任をしていました。その後、いざ親の跡継ぎとして転職してみると、時間的な拘束は教員時代よりも少なくなりましたが(中学校教員時代は、朝7時から夜9時~12時までの勤務が常)、在庫管理を含めかなり頭を働かせなければやっていけない職業と感じています。
また、日中は基本的に立ちっぱなしで、思ったよりも重いものを担ぎ上げますので、体力勝負となります。当社は男性社員が多く、お客さんにもその点を驚かれたりするのですが、体力勝負の職業ということはこの男性比率を見ていただいても分かるかと思います。
一方で、色の組み合わせや花材の特性を生かしたアレンジを創作することや、花の仕入れに面白味を感じています。仕入れもかなり頭を使いますが、市場の競りに参加すると、どの花(品質・種類等含めて)を店の特徴にするのか、それぞれの店の考え方がよく分かります。
生産者のところにもときどきお邪魔させていただくのですが、生産者の方々も非常にやる気のある方が多く、熱い思いを一緒に飲みながら聞くこともあります。その熱い思いをどうお客様に伝えていくか、そのあたりの創意工夫も大切にしています。
小学校1年生が憧れる職業と現実はちょっと違うかもしれませんが、このブログ等を通して、少しずつ花や花屋の魅力をお伝えしていければと思っております。
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この記事を書いた人
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こんにちは。フラワーショップ アリスの代表取締役、菊地 充智と申します。
福島県本宮市出身で、元々は教員として子どもたちの教育に尽力していました。その経験は私にとって大切な基礎となり、人と心を通わせる重要性や、強い絆を築くことの意味を深く理解させてくれました。
2007年、私は新たな挑戦としてフラワーショップ アリスに加わりました。それ以来、花々と共に日々成長し、お客様に最善のサービスを提供するために常に努力しています。
そして、花の美しさとそれぞれの物語をより深く理解し、お客様に届けるため、全国の花の産地を訪れています。
私の経営理念は、お客様に最高の満足を提供し、常に改善と修正を行いながら、お客様にとってベストの選択を追求することです。この理念は、私が書く文章にも反映されています。
皆さんが私の記事を通して、花の世界の美しさや、そこに込められた物語を感じ取っていただければ幸いです。それが私が記事を書く大きなモチベーションとなっています。どうぞよろしくお願いいたします。
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