「仁井田本家×福島県産花×アリス」コラボ企画①
福島県農林水産部園芸課が事業主体となった「福島県産花卉(かき)展示開拓事業」が始まりました。
今回は、福島県郡山市の酒蔵である「仁井田本家」様との1回目のコラボ企画となります。
「仁井田本家×福島県産花×アリス」コラボ企画①
「福島県産花卉展示開拓事業」とは
「福島県産花卉展示開拓事業」とは、福島県産花卉をPRするために福島県農林水産部園芸課が事業主体となった事業です。
花卉関係以外の異業種との連携により、県産花卉のPRと需要拡大を図ることを目的として行われます。
フラワーショップ アリスでは、いくつかのコラボ企画にお声かけ頂き、まず1回目としまして福島県郡山市にある酒造会社・仁井田本家様の6月のイベントに合わせて生け込みを行いました。


福島県産花卉の紹介
福島県では、弊社サイト「産地との連携(福島編)」に代表される様々な品種の花卉を県内全域で生産しています。
今回はイベント時に展示する生け込みですので、下記の花材を利用しました。
- トルコキキョウ(2種類)(福島市:松浦さん)
- ブルーファンタジア(須賀川市:和田さん)
- カラー(浪江:JINフルールさん)
- スプレー菊(二本松:武藤さん)
- バラ(ケンジントンガーデン)(富岡町:夜の森ローズガーデンさん)
- ドウダンツツジ(福島市:鈴木さん)
- オリエンタルユリ(白河市:深花園さん)
- アンスリウム(川俣町)
また、今回のドウダンツツジは2mのものを使用しました。


バラ「ケンジントンガーデン」は、「産地との連携(福島編)」でも述べましたが、咲き方が非常に特徴的です。また、切り花としてのこのバラは、オレンジ色が次第にピンク色に変化していきます。

JINフルールの生産者・川村さんとも以前対談を行いましたが、年間の栽培計画についてかなり戦略的・計画的に行っており、夏場の出荷計画に関しても何を栽培した方がいいのかについて意見交換を行ったことがあります。
冬場にはスナップ等を栽培していたJINフルールさんですが、今年の6月の今は複数種の色合いのカラーを生産しています。そこで今回の生け込みには是非とも70cmのオレンジカラーを使いたいとお願いし、送っていただきました。

完成した生け込み
下が完成した福島県産の花卉のみを使った生け込みです。
場所と照明の制約があったため写真撮影がなかなか上手にできなかったのですが、青紫・緑・オレンジ・白、そして器の黒の5色を使ったペンタード配色の生け込みを行いました。

福島県産のみでも、ここまでボリュームのある、多様な品種・種類の花材を使った生け込みを行うことができます。
皆さんも是非、ご自宅に福島県産の花を飾ってみませんか?
Tik Tokの動画紹介
今回の生け込みでは、Tik Tokのfukushimahanamedeさんのサイトで動画紹介されていますので、よろしければご覧下さい。
@fukushimahanamede 福島県産の花をみなさまにもっと知っていただきたい。 そんな想いを込めてさまざまな企画をご用意いたしました。今回は福島県郡山市にある蔵元「仁井田本家」様にて福島県産の花きを使用した展示を行いました。※展示終了期間はお花の状態で判断いたします。
♬ オリジナル楽曲 – fukushimahanamede – fukushimahanamede
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この記事を書いた人

- 代表取締役社長・1級色彩コーディネーター
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こんにちは。福島県郡山市にあるフラワーショップ アリスの代表を務めております、菊地充智です。
元教員としての経験を活かしながら、色彩の専門知識を基に、お客様一人ひとりに寄り添った花づくりを行っています。
全国の産地を自ら訪問し、生産者の声を直接伺いながら、確かな品質と生産者の想いやこだわりが詰まった花を選んでご提供しています。
また、1級色彩コーディネーターとして、色彩の理論に基づいた花束・アレンジメントのご提案や、色彩と花に関する情報発信にも力を入れています。
ブログ記事では、花の魅力や色彩などに関する知識を、できるだけ分かりやすくお届けしています。
ご覧いただいた皆様が、花や色彩の奥深さに興味を持つきっかけになれば嬉しく思います。
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