レストランウェディングの魅力と装花一例
結婚式といえば大きなホールでの盛大なパーティーを思い浮かべるかもしれませんが、近年は少人数でアットホームな雰囲気を楽しむレストランウエディングが人気を博しています。
ここでは、郡山市のカフェ「ルルペパン」で行ったレストランウエディングの装花について、そのメリットや魅力をご紹介します。
レストランウェディングの魅力と装花一例
郡山市にある結婚式のできるカフェ「ルルペパン」さんで、装花を行いました。
結婚式場での大きな結婚式は20年前よりもかなり減ってきておりますが、一方で、こういったウエディングレストランでの結婚式は着実に増えております。
これは都市化の進行やライフスタイルの多様化が背後にあると言われています。
都市部では特に、土地や建物の価格上昇などに伴い、大規模な結婚式場を維持するのが難しくなってきています。その結果、小規模でも高品質なサービスを提供できるレストランウエディングが注目を集めるようになりました。
また、近年のカップルは、一般的な結婚式よりも自分たちの個性や好みに合わせてカスタマイズできる結婚式を望む傾向があります。これはライフスタイルの多様化や個人主義の影響と考えられています。レストランウエディングはその要望に応える形として理想的で、自分たちだけの特別な結婚式を可能にしています。
レストランウエディングのメリット
ここで、レストランウエディングのメリットについてまとめていきたいと思います。
カジュアルな雰囲気
レストランウエディングは、フォーマルな結婚式場と比べてカジュアルでリラックスした雰囲気を提供します。これは、特に新郎新婦やゲストが非常にフォーマルな設定よりも落ち着いた環境を好む場合に適しています。
コスト効率
レストランウエディングは、伝統的な結婚式場と比べてコストを大幅に削減することが可能です。料理や飲み物、会場のレンタル費用などが一つにまとまっているため、費用を抑えることができます。
料理のクオリティ
レストランでは、その場で新鮮に調理された美味しい料理を提供することが可能です。これは、大規模な結婚式場ではなかなか得られない利点です。
個性を出すチャンス
レストランウエディングでは、特定のテーマを選んだり、装飾をカスタマイズしたりするなど、新郎新婦の個性を反映する機会が多くあります。この「ルルペパン」においても、装花を通じて新郎新婦の個性や好みが表現され、独自の雰囲気を醸し出すことが可能です。
レストランウエディングでの装花
レストランウエディングは、その自由な雰囲気と、個々のカップルの個性を表現する機会を最大限に活用する絶好の場です。装花の選択もその一部となります。
装花はレストランウエディングの個性を出す一つの手段であり、ここではその具体的な例についてご紹介します。
メイン花とテーブル花
メイン花とテーブル花は、レストランウエディングの主要な視覚要素の一つです。華やかなセンターピースを配置することで、会場全体に華やかさを加えることができます。花の種類や色合いは、お二人のテーマやパーソナルティに合わせて選ぶと良いでしょう。
エントランス装飾
ゲストが最初に目にするエントランスを装飾することで、最初から感動的な雰囲気を作り出すことができます。季節の花を活用すると、その時期ならではの装飾を楽しむことができます。
ブーケ
ブーケもまた、ウエディングの一部として考慮する価値があります。これらは新郎新婦を特別に見せ、全体の装花デザインに一貫性を持たせるのに役立ちます。
上記のように、装花はレストランウエディングの雰囲気作りに大いに貢献します。
個々のカップルの個性を反映させることができるため、装花選びはとても重要な部分と言えます。私たちは、それぞれのカップルが選ぶ花が、その特別な日を更に特別なものにすることを心から願っています。
レストランウエディングの事例
今回はお客様のご要望で、「白・グリーン」の色合いでのメイン花とテーブル花のご注文をいただきました。
今回は白色の花材として白バラとカラー、デンファレを、またグリーンの花材としてトルコキキョウとカーネーション、アンスリウムを中心として制作致しました。
また、ベアグラスを婉曲に使用し、形の面白さをポイントとしました。
葉物類では先述のベアグラスの他に、ゴッドセフィアナ、モンステラ、ドラセナも使用しました。
アットホームな形でゲストをおもてなしするレストランウエディングもまた、いいものですね。
お二人のお幸せを心から願っております。
この記事を書いた人
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こんにちは。フラワーショップ アリスの代表取締役、菊地 充智と申します。
福島県本宮市出身で、元々は教員として子どもたちの教育に尽力していました。その経験は私にとって大切な基礎となり、人と心を通わせる重要性や、強い絆を築くことの意味を深く理解させてくれました。
2007年、私は新たな挑戦としてフラワーショップ アリスに加わりました。それ以来、花々と共に日々成長し、お客様に最善のサービスを提供するために常に努力しています。
そして、花の美しさとそれぞれの物語をより深く理解し、お客様に届けるため、全国の花の産地を訪れています。
私の経営理念は、お客様に最高の満足を提供し、常に改善と修正を行いながら、お客様にとってベストの選択を追求することです。この理念は、私が書く文章にも反映されています。
皆さんが私の記事を通して、花の世界の美しさや、そこに込められた物語を感じ取っていただければ幸いです。それが私が記事を書く大きなモチベーションとなっています。どうぞよろしくお願いいたします。
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