令和4年12月・正月用アレンジ教室を行いました

 12月21日から28日までの8日間、合計二百数十名の方々にご参加頂き、正月用アレンジ教室を行いました。
 毎年参加されている方々もいらっしゃれば、初めて参加される方もおり、創意工夫をしながら、楽しくアレンジを作ることができました。

令和4年12月・正月用アレンジ教室を行いました

講師のサンプル品と花材構成

 下の画像は講師(私)のサンプル品。形に決まりはないのですが、何も無いところから作って下さいと伝えてもなかなか難しいので、こんな感じでと一つ一つ手順を伝えながら最初に作りました。

 使用花材は松・千両・スプレー菊・ピンポンマム・キキョウラン・スイートーピー・アルストロメリア・銀タレ(雲龍柳)・染め葉ボタン・サンダーソニア・ディスバットマムなど。

 制作する上でのポイントとしてはいくつかありますが、まずは松で高さを決めること。花材一つ一つの表情を見、上向きに挿すこと。花材を三角形に位置取りしながら生けること。高低差を付け、花材どうしが同じ高さにならないこと。スプレー菊などの同じタイプの花材では、相対的に小さい方を上、大きい方を下にすることなどを伝えました。

 今回はキキョウランの使い方もポイントの一つなので、キキョウランを丸めて使う方法なども伝え、創意工夫の余地を大幅に高めてみました。

制作の様子

 下の写真は制作の様子。初めての方もそれほど戸惑うことなく、スムーズに制作に取り組めました。
 講師としての私も一人ひとりに声をかけながら、ポイントについての個別対応を行っていきました。

 小学校・中学校の担任として11年間現場にいましたので、アレンジ教室の講師としても全く問題なく行っています。

完成後の記念撮影

 完成後の記念撮影。皆さん、完成したアレンジを前に満面の笑みとなっています。

 今回は期間が8日間。午前と午後に分け、時には午前の部や午後の部で2会場同時開催となるなど集中して行いました。
 講師は私を含めて弊社スタッフの計3人。それぞれが経験豊富ですので全く問題なく、そして皆さん楽しく参加して頂くこととなりました。

 この正月用アレンジは涼しい玄関に飾ると、水さえ切らさなければ、間違いなく10日以上は持ちます。花があると無いとではやはり違います。正月用アレンジを飾ることで、正月がより華やかになるだけでなく、素晴らしい一年間の門出にもなると思います。

 この度は多くの方々のご参加、たいへんありがとうございました。そして来年も素晴らしい一年間になるよう、心から願っております。

この記事を書いた人

菊地充智
菊地充智代表取締役社長
 こんにちは。フラワーショップ アリスの代表取締役、菊地 充智と申します。
 福島県本宮市出身で、元々は教員として子どもたちの教育に尽力していました。その経験は私にとって大切な基礎となり、人と心を通わせる重要性や、強い絆を築くことの意味を深く理解させてくれました。

 2007年、私は新たな挑戦としてフラワーショップ アリスに加わりました。それ以来、花々と共に日々成長し、お客様に最善のサービスを提供するために常に努力しています。
 そして、花の美しさとそれぞれの物語をより深く理解し、お客様に届けるため、全国の花の産地を訪れています。

 私の経営理念は、お客様に最高の満足を提供し、常に改善と修正を行いながら、お客様にとってベストの選択を追求することです。この理念は、私が書く文章にも反映されています。

 皆さんが私の記事を通して、花の世界の美しさや、そこに込められた物語を感じ取っていただければ幸いです。それが私が記事を書く大きなモチベーションとなっています。どうぞよろしくお願いいたします。

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