結婚式場での装花一例
結婚式場での装花を行いました。
今回はメイン花の他にキャンドル花、そしてテーブル花の制作を行いました。
お客様からは今回、濃い紫を入れてほしいとのご要望を頂きました。そこで、紫色として次の花材を選定致しました。
・濃い紫トルコキキョウ「ボヤージュブルー」
・薄い紫トルコキキョウ「ジュリアスラベンダー」
・サントリーが開発した遺伝子組み換えカーネーション「ムーンダスト」
・サントリーカーネーション「ゴーレム」
・バンダ
下の写真の中央部分がバンダとなります。
ただ、濃い紫のみの構成では紫のよさが引き立たないため、コントラストとして白やグリーンなどの花材も選定しました。
・白バラ「アバランチェ」
・グリーンカーネーション「オリーバ」
・エンジ色のカーネーション
・プロテア
・グリーンスプレーマム
・濃い赤紫色のスプレーマム
葉物等、その他花材は以下を使用しました。
・利休草
・ゴットセフィアナ
・ポリシャス
・白妙菊
・ピポットスポラム
・ミスカンサス
・ルスカス
このように、結婚式のテーブル花は実はかなりの花材を用意して制作しています。もちろんこれらは50本や100本などのロット単位で、しかも品種等の花材指定で取り寄せし、そのたくさんの花材の中からメイン花やテーブル花などを作っていきます。
下の写真は完成したテーブル花など。色調を統一してお作りします。
式自体も大成功だったようです。また、新郎・新婦様にもたいへんご満足を頂きまして、ありがたく感じております。
これからのお幸せを心から願っております。
この記事を書いた人

- 代表取締役社長
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こんにちは。フラワーショップ アリスの代表取締役、菊地 充智と申します。福島県本宮市出身で、元々は教員として子どもたちの教育に尽力していました。その経験は私にとって大切な基礎となり、人と心を通わせる重要性や、強い絆を築くことの意味を深く理解させてくれました。
2007年、私は新たな挑戦としてフラワーショップ アリスに加わりました。それ以来、花々と共に日々成長し、お客様に最善のサービスを提供するために常に努力しています。そして、花の美しさとそれぞれの物語をより深く理解し、お客様に届けるため、全国の花の産地を訪れています。
私の経営理念は、お客様に最高の満足を提供し、常に改善と修正を行いながら、お客様にとってベストの選択を追求することです。この理念は、私が書く文章にも反映されています。
皆さんが私の記事を通じて、花の世界の美しさや、そこに込められた物語を感じ取っていただければ幸いです。それが私が記事を書く大きなモチベーションとなっています。どうぞよろしくお願いいたします。
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