クレマチス「エールフクシマ」と「ビエネッタ」:お客様との庭造りの旅
『クレマチス「エールフクシマ」と「ビエネッタ」:お客様との庭造りの旅』では、新品種クレマチス「エールフクシマ」と「ビエネッタ」の魅力とその庭造りついて詳しく解説します。
ブログ運営者であり、熱心な庭造り愛好家のyukihirogenkiさんからのご注文、商品の入荷、発送、そしてお客様の庭での成長まで、一連のプロセスを追いかけます。
また、クレマチスの特性と魅力、さらには新品種「アイフクシマ」についても紹介します。
クレマチス「エールフクシマ」と「ビエネッタ」:お客様との庭造りの旅
新品種クレマチス「エールフクシマ」へのお客様からご注文
本日(2020年7月7日)、ブログ「伸子&幸廣の温泉ソムリエ旅日記」を運営しているyukihirogenki様から、新品種クレマチス「エール フクシマ」の鉢物をご注文頂きました。
来年度の庭造り構想。テラス上のメインアーチは、クレマチス「プリンセス・ケイト」と「エール フクシマ」の競演に決定したとのことでのご注文でした。
エール フクシマは、プリンセスダイアナからの変異で生まれた福島県のオリジナル品種となります。白と濃いピンクの2色の花弁を持った、品のいいクレマチスです。
当店ではしっかりとした状態で産地からお取り寄せできますのでご安心ください。
クレマチスは北半球が原産地ですので、当地福島県でも全く問題なく毎年地植えの花を咲かせることができます。
真夏を除き、一年中植え付け・植え替えができますが、最も適する時期は休眠中の12月から2月中旬頃までとなります。
yukihirogenkiさんのブログでも、きれいにクレマチスが咲いています。クレマチス「エール フクシマ」での庭づくりもいいものですね。
クレマチス「エールフクシマ」の特性と魅力
下の写真は福島民報(2020年3月30日・資料1)にも取り上げられた福島県相馬市の高玉さんが生産した新品種クレマチス「エール フクシマ」です。
白と濃いピンクの2色の花弁を持った、品のいいクレマチスです。
沖縄の産地訪問時にも直接育種家の方々とお話をさせて頂き、実際に育種の現場にもお伺いさせて頂きましたが、実際に製品化するためにはたいへんな労力が必要です。
育種の現場は撮影禁止のため、沖縄訪問時には実際に写真を撮影したり、弊社ホームページにupしたりすることはできませんでしたが、現場に行くとかなりの品種を掛け合わせていました。
掛け合わせてできた品種の中から、色合いや形などがいいものを選別します。もちろん、そこで終わる訳ではなく、商業ベースに乗るものなのか、病虫害に強いものなのか、生産がしやすいものなのか等の試作を繰り返しながら、「奇跡の品種」を作り上げます。
現在流通している切り花は、その「奇跡の品種」の謂わば集合体なのです。
新品種クレマチス「アイ フクシマ」
続いてこちらは新品種クレマチス「アイ フクシマ」。「エール フクシマ」は外弁の色がワインレッドで内弁の白とのコントラストがきれいです。一方、「アイ フクシマ」は外弁と内弁が薄いピンク色になっており、ほのかな色合いがこれまたきれいな一品です。
どちらもプリンセスダイアナからの派生種となりますが、「アイ フクシマ」は「エール フクシマ」とほぼ同時に出てきた姉妹種となります。
新品種クレマチス「エール フクシマ」の入荷
先日、ブログ「伸子&幸廣の温泉ソムリエ旅日記・第二弾」を運営しているyukihirogenkiさんが注文された新品種クレマチス「エール フクシマ」が、本日(2020年7月13日)入荷しました。
生産者からしっかりとした状態で届いており、状態も抜群です。高さは約55cmとなります。
エール フクシマは通常、4月~5月頃に花が咲いた状態で出荷されているため、今はその花が咲き終わった段階となります。
yukihirogenkiさんは来年の庭づくり構想でエール フクシマとプリンセスケイトの競演を実現しようと考えています。そこで、花が無くともいいので今年度中に5鉢欲しいとのことで産地から取り寄せる運びとなりました。
5鉢の中で一鉢だけ花が付いていました。白と濃いピンクの2色の花弁がとてもきれいで、気品が漂います。
明日発送を行います。産地からも十分水を含ませての出荷を行っていると思いますが、念のため当店でも液体肥料を施しました。
「おまけ」として産地から送られてきた、(販売店)店舗掲示用の「エール フクシマ」写真入り掲示物(A4判)をお付けします!
次なる注文、クレマチス「ビエネッタ」
昨年、新品種クレマチス「エールフクシマ」をご注文頂いたブログ「伸子&幸廣の温泉ソムリエ旅日記・第二弾」を運営しているyukihirogenkiさんから新規ご注文があり、この度、クレマチス「ビエネッタ」を発送する運びとなりました。
このクレマチス「ビエネッタ」は、シクラメンで有名な根本園芸の根本さんが作ったものです。品質十分です。ちなみにこちらは5号鉢となります。
ここで言う5号鉢とは、鉢の大きさを示す指標のことです。具体的には、鉢の直径のサイズを表します。5号鉢とは、直径約15cm(鉢底の直径が約12cm)の鉢を指します。このサイズは一般的な家庭庭園でよく使われるサイズで、クレマチスが育つのに十分に適した大きさです。更にこの大きさの鉢であれば、家庭の庭やベランダ、テラスなど、様々な場所に置くことが可能です。初めての購入者でも、このサイズなら取り扱いやすく、植物の育成を楽しむことができます。
商品の発送とケア
クレマチスは地植え可能な植物で、厳しい冬の寒さにも耐えられます。基本的に一年中地植えができますので、母の日にご購入されて花が終わった後でも植え替えて大丈夫です(植え付けに最も適しているのは休眠中の12月から2月中旬頃ですが、郡山市あたりでは厳冬期の植え付けは避けた方が無難です)。
クレマチスは日当たりが良い場所を好みます。つる性の植物なので、アーチやフェンスなどの蔓が絡みやすい場所に植えるのが適しています。
上記写真は梱包作業。発送時に一つ一つが擦れて痛むのを避けるため、色付きの通気性が良いラッピング用紙でくるんでの発送です。
続いて箱詰めを行ったところ。きれいに5鉢入りました。
到着の報告と弊社並びにクレマチス「ビエネッタ」の紹介
yukihirogenkiさんのブログ「伸子&幸廣の温泉ソムリエ旅日記・第二弾」にて、無事到着のご報告と弊社並びにクレマチス「ビエネッタ」のご紹介をして頂きました。
お客様の庭からフラワーショップアリスへの感謝の声
2020年にクレマチス「エールフクシマ」を、そして2021年にクレマチス「ビエネッタ」を弊社からご購入頂いたyukihirogenki様から、本日(2022年6月10日)、メールを頂きました。
画像も頂きました。クレマチスの見事なほどの咲き具合にたいへん驚きました。
当時、yukihirogenki様が構想を練っていた「エールフクシマ」と「ビエネッタ」の競演、見事に大成功です!
yukihirogenki様から返信のメールを頂きました。下記にメールの一部を掲載しました。
yukihirogenki様のブログの「回顧録」、素晴らしい庭園が写真でUPされていますので、是非ともご覧下さい。
頂いたメールの一部
購入させて頂いたクレマチスがしっかりしたもので、その後も毎年充実した花を咲かせてくれています。
嬉しくなって、菊地様との出逢いから今日までの「回想録」を綴ってみました。(笑)
お時間のある時に見て頂けたら嬉しいです。
https://y-onsensomurie.blog.ss-blog.jp/2022-06-10
コロナ禍で大変な時も会ったことと思いますが…
お店の益々のご発展と菊地様ご一家の益々の繁栄を心よりご祈念申し上げます。
本当に機会があればお会いしたいものですね。( ^)o(^ )
後書き
フラワーショップアリスでは、新品種クレマチス「エールフクシマ」をはじめとする様々な花々を取り扱っています。今回の記事で、yukihirogenkiさんの素晴らしい庭へのクレマチス「エールフクシマ」および「ビエネッタ」の追加がどのように庭を変え、生活に彩りを加えたかをご覧いただけたことと思います。
yukihirogenkiさんに心より感謝申し上げます。彼の庭への情熱と共有精神のおかげで、より多くのお客様に私たちのクレマチスをお楽しみいただけるようになりました。
そして、あなたの庭にも私たちのクレマチスを取り入れてみてはいかがでしょうか。それがあなたの庭をさらに美しく彩ることでしょう。
商品に関するご質問や、最適な品種の選び方についてのアドバイスが必要な場合は、いつでもお問い合わせください。あなたの庭を彩る最適な花を見つけるお手伝いをさせてください。
この記事を書いた人
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こんにちは。フラワーショップ アリスの代表取締役、菊地 充智と申します。
福島県本宮市出身で、元々は教員として子どもたちの教育に尽力していました。その経験は私にとって大切な基礎となり、人と心を通わせる重要性や、強い絆を築くことの意味を深く理解させてくれました。
2007年、私は新たな挑戦としてフラワーショップ アリスに加わりました。それ以来、花々と共に日々成長し、お客様に最善のサービスを提供するために常に努力しています。
そして、花の美しさとそれぞれの物語をより深く理解し、お客様に届けるため、全国の花の産地を訪れています。
私の経営理念は、お客様に最高の満足を提供し、常に改善と修正を行いながら、お客様にとってベストの選択を追求することです。この理念は、私が書く文章にも反映されています。
皆さんが私の記事を通して、花の世界の美しさや、そこに込められた物語を感じ取っていただければ幸いです。それが私が記事を書く大きなモチベーションとなっています。どうぞよろしくお願いいたします。
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