秋の花材、ウメモドキ(梅擬)

 写真は庭に植えてあるウメモドキの原木です。観賞用として生ける場合は、実だけを残し、全ての葉を取ります。
 市場では、葉付きのものも流通しますが、葉付きでそのまま生けても葉がすぐ萎れてしまうことと、葉付きではウメモドキの実が強調されません。

 枝ぶりや実付きのいいウメモドキの切り枝は80cmぐらいでも1本1000円以上するなかなか高価な花材ですが、生産者が葉を全て手作業で丁寧に取り出荷しているため、その作業工賃も含まれています。
 以前、枝ぶりのいい「葉付きの」ウメモドキを入手したことがあるのですが、とにかく葉を取るのがたいへんで、かなりの時間を要しました。(中途半端に葉を毟ろうとすると、葉の末端が残って汚くなりますし、強く葉を毟ると振動で実が落ちる場合があります。小さい葉を根気よく、丁寧に取る必要があります。)生産者のご苦労には頭が下がります。

 また、ネットではウメモドキは成長が比較的早いとの記載も見受けられますが、当方の庭に植えたものを見ていると、かなり成長が遅いように感じるのですが・・・。

 実付きのいいウメモドキはかなり見応えがあります。生け込みに1本入れただけでも、豪華さが際立ちます。

この記事を書いた人

菊地充智
菊地充智代表取締役社長/色彩講師/UC級講師/1級色彩コーディネーター
こんにちは。福島県郡山市にあるフラワーショップ アリスの代表を務めております、菊地充智です。
元教員としての経験を活かしながら、色彩の専門知識を基に、お客様一人ひとりに寄り添った花づくりを行っています。

全国の産地を自ら訪問し、生産者の声を直接伺いながら、確かな品質と生産者の想いやこだわりが詰まった花を選んでご提供しています。

また、色彩講師(AFT認定)/UC級講師(AFT認定)/1級色彩コーディネーターとして、色彩の理論に基づいた花束・アレンジメントのご提案や、色彩と花に関する情報発信にも力を入れています。

ブログ記事では、花の魅力や色彩などに関する知識を、できるだけ分かりやすくお届けしています。
ご覧いただいた皆様が、花や色彩の奥深さに興味を持つきっかけになれば嬉しく思います。

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