フラワーアレンジメント, 薔薇

~想いを花に託して~アレンジ制作の様子

 あっという間に年度末になりました。年度末と言えば移動や転勤、ご退職等での別れがあります。そして、お世話になった方々への想いを、花に託す方も多くいらっしゃいます。

 当店では連日、栄転お祝いやご退職お祝い等のアレンジや花束の制作に取りかかっております。

 上の写真はアレンジ制作の作業風景です。この後、最終的にはラッピングを施し、お客様から預かったメッセージカード等も添えて完成となります。

 国産の産地や生産者にこだわった、厳選した花を使用しておりますので、品質も十分です。

 昨今、コロナウイルスの影響により需要が減って花の相場が下がったとも言われますが、いいものを作る生産者の花は基本的に相場が下がらず、寧ろ値上がりしています(所謂、需給の関係です)。

 当店では自信を持ってお客様にアレンジや花束をお届けするため、いいものを作る生産者にこだわった仕入れを行っております。

 ちなみに上の写真は3000円(税別)アレンジとなります。

 完成品の一例です。この後、透明のセロファンをかけますが、写真撮影の際には光が反射してしまいますので、セロファンをかけずに撮影しています。

 上記のアレンジでは、愛知県豊川市、JAひまわりバラ部会のバラ「ファーストエディション」も使用しました。

 ファーストエディションは新品種のバラですが、従来のバラに比べて明るい赤、所謂朱色の色合いとなっています。形も今までの一般的な赤バラと違っており、目を引くバラとなっています。

 当店のWebpageタイトルにある ~想いを花に託して~ を体現できるよう、しっかりとした品質のいい花を今後も提供していきます。また、市場や生産者の方々とも連携を取りながら、花業界を盛り上げる一助になれればと前向きに取り組んでいきたいと考えております。

最新情報・各種ご案内

たくさんの方々のお声かけ、ご支援ありがとうございます。

 今回のコロナ騒動で日本中でも自粛ムードによる会合のキャンセルや中止等が発生しております。

 当社も安倍首相が休校を発表した3月1日の週には、幼稚園の卒園式や各種会合の中止等による花束のキャンセル等が相次ぎました。

 たくさんのお客様からこの件でお声かけをかけていただきました。また、その後、多くのお客様からご来店やご注文をしていただき、スタッフ一同、たいへん感謝しております。

 小学校の卒業式も無事、明日行われるようです。卒業生にとっては一生に一回の卒業式ですので、無事開催できること、たいへんうれしく思っております。

 お祝いのアレンジのご注文も頂いております。

 上記のアレンジは恩師の先生にとのことで、アレンジを作成し、ご自宅にお届け致しました。

 今回のコロナ騒動は世界的な恐慌に発展するとの見方もあり、まだまだ実体経済は悪くなる一方で、収束する気配が見られません。

 日本でのウイルス感染の伸びは鈍化しているようですが、世界的にはまだまだ収束の兆しすらありません。

 ただ言えることは、明けない夜はないということです。現状、起こっていることはたいへんなことですが、少しでも前向きに行動していきたいと考えております。

季節の花たち

通年で流通する花材「ストレチア」

 鳥のように見えるのはストレチア。極楽鳥花とも呼ばれます。

 日本の主要な産地は静岡県、沖縄県、山形県などとなりますが、上記の写真のストレチアは山形県産になります。

 通年で流通する花材です。極楽鳥花との呼び名もありますが、菊のようにイメージが固定化されていませんので、当店では仏用にも店舗の生け込みにも、また正月用の生け込みにも使います。

 今回はストレチアの(鳥のように見える)花の部分だけでなく、葉も使用しました。
 葉も美しく、観葉植物として流通する場合もあります。

 黄色の蘭は静岡県産のオンシジューム。そして赤のドラセナは沖縄県の山内さんが生産した「アトム」となります。

 今回はそれ以外にエリンジュームや愛知県産アルストロメリア、ベアグラス、モンステラ、黒芽柳も使用しました。

 生花の先生にはよく「柳は3月まで」と言われていたことが思い起こされます。
 冬は花ものが少なく、謂わば「柳の季節」となりますが、3月を過ぎたら主役交代です。当店も今回で当分、柳は見納めです。市場では流通しますが、当店では「柳は3月まで」の言葉通り、3月まで取り扱った後は、しばらく仕入れをしないようにします。

 個人的には柳は好きなんですけどね。

 ベアグラスは先日のレストランウエディングで作ったアレンジのように、婉曲に使用する場合もありますが、今回は数本を束ねて生け、しなやかな自然な曲線を出してみました。

 ベアグラスと似た葉物にスチールグラスもありますが、スチールグラスは固くて直線的です。当店では用途によって、また、特性によって使い分けております。

最新情報・各種ご案内

明日から彼岸期間となります

 明日、3月17日(火)は春彼岸の彼岸入りとなります。

 2月に沖縄の産地訪問に行ってきましたが、彼岸に向けての生育は極めて順調でした。
 小菊の年間の出荷本数が1900万本の読谷地区におきましても、広大な敷地にばらつきのない均等な品質の小菊が一斉に生育しておりました。

 全国的にも天候そのものは極めてよく、3月の彼岸に向けての出荷が最盛期になっております。

 今年のお彼岸もたくさんの花をご用意しております。ご来店・ご注文、お待ちしております。

 なお、彼岸の中日は春分の日の20日(金)、彼岸明けは23日(月)となります。

結婚式

レストランウェディングの装花一例

 郡山市にある結婚式のできるカフェ「ルルペパン」さんで、装花を行いました。

 結婚式場での大きな結婚式は20年前よりもかなり減ってきておりますが、一方で、こういったウエディングレストランでの結婚式は着実に増えております。

 今回はお客様のご要望で、「白・グリーン」の色合いでのメイン花とテーブル花のご注文をいただきました(画像をクリックすると拡大します)。

 今回は白色の花材として白バラとカラー、デンファレを、またグリーンの花材としてトルコキキョウとカーネーション、アンスリウムを中心として制作致しました。

 また、ベアグラスを婉曲に使用し、形の面白さをポイントとしました。

 葉物類では先述のベアグラスの他に、ゴッドセフィアナ、モンステラ、ドラセナも使用しました。

 アットホームな形でゲストをおもてなしするレストランウエディングもまた、いいものですね。

 お二人のお幸せを心から願っております。

(リンク)
結婚式場での装花一例 >

薔薇

「青い薔薇」その後・・・

 先日サントリーフラワーズ株式会社様から送っていただいた青い薔薇「サントリー ブルーローズ アプローズ」ですが、きれいに開いてきました。

 蕾の状態の時には、ややピンクがかっているのかな?という印象でしたが、開いてきたらより一層の青さが出てきたように感じます。

 蕾の時にはオールドローズの香りがしていましたが、このいい香りは継続しています。
 鼻を近づけると、ほのかな甘い香りが漂ってきます。

 今回は湯上げ後に業務用の鮮度保持剤を全体に吹きかけ、常温で2日間置いた後、庫内8度のショウウインドーの中に3日間置きました。商品到着から計5日間経った状態が一番上の写真となります。

 まだ状態は大丈夫ですが、前回も述べましたように強香品種のため、香りがしない薔薇に比べ日持ちが弱い点は特性なので仕方がないかと思われます。

 サントリーは遺伝子組み換え技術による青いカーネーション、青い薔薇、そして青いシクラメンが有名です。当店でも青いカーネーションや冬の青いシクラメンについては積極的に取り扱っています。

 今回、初めて「青い薔薇」を実際に手に取ってみましたが、このサントリーの技術には恐れ入ります。

 数年前の新聞報道で、遺伝子組み換え技術による「青い菊」の開発に成功したとの報道もありました。もし製品化できるのであれば、非常に楽しみだと感じています。

季節の花たち

トーンイントーン~淡い紫と赤の組み合わせ~

 以前、「トーンイントーン ~緑と黄色の組み合わせ~」の記事でアレンジをご紹介しましたが、今回は淡い紫と赤の組み合わせについてとなります。

 生け込みの中心には北海道産デルフィニウム「トリトンラベンダー」を据えました。デルフィニウムは以前ご紹介した山形の進藤さんのものもいいですが、通年で流通する北海道産も非常に品質が高く、豪華な花材となります(但し、高価なため、通年での取扱店は県内でも当店を含めごく少数に限られると思われます)。

 今回はデルフィニウムを基調に、紫のグラジオラス、そして先日ご来店いただいたサントリーフラワーズ株式会社様から送っていただいた新品種「ムーンダストシャンパン」をさっそく生けてみました。

 ムーンダストシャンパンは2種類ありますが、従来の遺伝子組み換えカーネーションの流れを継承した斑入りのブルーカーネーションとなります。

 恐らく県内初入荷となります。斑入りがシャンパンの泡を連想するきれいな色合いのカーネーションです。
 ネーミングもいいですね。

 今回はデルフィニウムに色合いを合わせるため、薄い色合いのムーンダストシャンパンを使用してみました。

 更に今回は、トーンイントーンを意識し、淡い紫に合う赤の花材選定を行いました。

 今回は赤のドラセナを使用しましたが、この赤のドラセナは、先日の沖縄の産地訪問で伺った山内さんが生産した「アトム」となります。

 ただ、生け込みのドラセナ全てをこの「アトム」にしてしまうと色がきつくなってしまいますので、中間にはグリーンのドラセナを入れ、ボリューム感と色の変化を付けてみました。

 中央部分にはポイントとして赤のキングプロテアを入れました。また、白い小さな花は雪柳となります。

 淡い紫の花材は、花材全体を見回しても少ない方です。そのため、淡い紫を生ける際に、その色に合う花材、合う色合いもなかなか思いつかないかもしれません。
 そんな時には色相環から類似色同士の組み合わせであるトーンイントーンを類推すれば、自ずと合う色、合う花材も見つかると思います。

 淡い紫はなんとなく気品があり、優雅さと豪華さが漂います。そんな淡い紫を赤で引き立ててみるのもいいものですよ。

(使用花材)
デルフィニウム(北海道産)、ドラセナ2種類(沖縄産)、グラジオラス(鹿児島産)、キングプロテア(オーストラリア産)、サントリーブルーカーネーション(コロンビア産)、ロベ(東京都八丈島産)、雪柳(福島県産)

薔薇

「青い薔薇」が届きました。

 先日ご来店いただいたサントリーフラワーズ株式会社様から、遺伝子組み換え品種である青い薔薇「サントリー ブルーローズ アプローズ」を送っていただきました。

 当方も初めて見る薔薇です。恐らくですが、県内でもほとんどの花店では直接見たことも、取り扱ったこともない商品だと思われます。

 当店のお客様からも度々「青い薔薇はありませんか?」と問い合わせが来ますが、一度も見たことも触ったこともない商品ですと、説明のしようがありません。そのため、実際にサントリーフラワーズ株式会社様にお願いして取り寄せてみることにしました。

 下の写真は箱の外観です。

 わくわくしながら箱を開封しました。

 20本入りです。梱包も丁寧にしてあります。

 取り敢えず湯上げ後、業務用の鮮度保持剤を吹きかけ、スパイラルに組んでガラスの花瓶に生けてみました。

 照明の関係からピンク色のように見えますが、実際は4番目の写真のような色合いです。

 花そのものは思ったよりも小さいです。まだ蕾なので、開くとどういう表情を見せるのか、楽しみです。

 丈は約50cmほど。サントリーフラワーズ株式会社の滝澤さんも言っていましたが、もともとの原種は香りが強く、伸びないものなので、その流れを継承しているようです。

 参考までに一般的に流通している切り花の薔薇は、静岡県大井川(藤枝市)産で最大80cm、愛知県豊川市産で最大70cmとなります。当店は70cmのバラを中心に取り扱っています。

 香りは甘い匂いがします。滝澤さんは柑橘系の香りとおっしゃっていましたが、オールドローズの香りですね。いい香りです。

 サントリーフラワーズ株式会社さんでは、「アプローズ フレグランス」と呼ばれる香水も出しています。
 この薔薇とほぼ同じ香りになるよう、調香師が配合して製品化した香水です。

 一般的に流通している薔薇は香りがしません。その分、日保ちがします。一方で、この薔薇は強香品種を原種にしているため、日保ちが一般的に流通している切り花の薔薇よりもしないはずです。

 業務用の鮮度保持剤を全体に吹きかけてみましたが、常温でどのぐらい保つのか、試してみたいと思います。

 当店でもこの青い薔薇を取り扱いできますが、なにぶん1本3000円(税別)もする薔薇です。青い薔薇の産地は岐阜などの国内となり、指定した日に取り寄せできますが、当店でも常時ある薔薇ではありませんので、もし必要な際には事前にご相談下さい。

 なお、産地から直接送ってもらう必要上、取り寄せ時に別途送料が2000円ほどかかってしまいます。そのため、1本単位での販売はできません。最低でも5本以上の購入が前提の、特殊な商品となります。

 3月7日にはサントリーフラワーズ株式会社様からホームページに記載のない、新品種のカーネーションが届きます。こちらは福島県では初入荷だと思われます。

 こちらも非常に楽しみにしています。
 新品種のカーネーションを使ったアレンジ等も、随時UPさせていただきます。

最新情報・各種ご案内

サントリー遺伝子組み換えカーネーション「ムーンダスト」シリーズ

 本日(3月2日)、当店へサントリー株式会社の系列であるサントリーフラワーズ株式会社の滝澤さんにお越し頂きました。

 上記写真の「青いカーネーション」は数種類ありますが、総称して「ムーンダスト」と呼ばる、サントリーの遺伝子組み換え技術で完成した、自然界にはない色合いのカーネーションとなります。

 当店でも既に10年以上取り扱っており、一年間を通して欠かさずに使わせていただいている定番の商品となります。

 ムーンダストは常春の気候条件のコロンビア、及びエクアドルで生産されている輸入品となります。しかしながら、全生産量のうちのトップクオリティ10%のみを厳選して日本へ輸出していますので、品質についてはご安心下さい。
 以前は北海道などの国内でも生産していましたが、現在は気候条件がムーンダストに一番適している中米での生産に切り替えています。

 滝澤さんからは、サントリーフラワーズ株式会社のホームページに記載していない、新品種のカーネーションがあるという話をいただきました。そこで、さっそく30本入りを2種類、当店へ直接送っていただくようお願いしました。
 恐らく、福島県内では初めての入荷となりますので、入荷しましたら当ブログにて掲載したいと考えております(開発したばかりで、生産量はかなり少ないようです)。

 また、サントリー株式会社が開発した「青い薔薇」も送っていただくようお願いしました。私もまだ実物を見たことがありませんので、非常に楽しみにしております。

 「青い薔薇」は店頭売りで1本3000円(税抜き)もします。香りがする薔薇のようで、その香りも甘い匂いではなく、柑橘系の匂いがするそうです。

 滝澤さんの話によると、原種が香りのする薔薇だったとのこと、また、青い色素を遺伝子組み換えで組み込んだ時に、その香りのする薔薇が一番「青い薔薇」として色合いがよかったとのことでの採用だそうです。

 その他、面白い話を色々と聞かせていただきました。守秘義務があり、どうしても指定された告知期間でしかお話しできない話もありますので、時期が来ましたら当ブログにてもご紹介したいと思います。

 サントリーフラワーズ株式会社 滝澤様、本日は遠方よりお越し頂き、ありがとうございました。