季節の花たち

秋の花材、ウメモドキ(梅擬)

 写真は庭に植えてあるウメモドキの原木です。観賞用として生ける場合は、実だけを残し、全ての葉を取ります。
 市場では、葉付きのものも流通しますが、葉付きでそのまま生けても葉がすぐ萎れてしまうことと、葉付きではウメモドキの実が強調されません。

 枝ぶりや実付きのいいウメモドキの切り枝は80cmぐらいでも1本1000円以上するなかなか高価な花材ですが、生産者が葉を全て手作業で丁寧に取り出荷しているため、その作業工賃も含まれています。
 以前、枝ぶりのいい「葉付きの」ウメモドキを入手したことがあるのですが、とにかく葉を取るのがたいへんで、かなりの時間を要しました。(中途半端に葉を毟ろうとすると、葉の末端が残って汚くなりますし、強く葉を毟ると振動で実が落ちる場合があります。小さい葉を根気よく、丁寧に取る必要があります。)生産者のご苦労には頭が下がります。

 また、ネットではウメモドキは成長が比較的早いとの記載も見受けられますが、当方の庭に植えたものを見ていると、かなり成長が遅いように感じるのですが・・・。

 実付きのいいウメモドキはかなり見応えがあります。生け込みに1本入れただけでも、豪華さが際立ちます。

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たくさんのご来店・ご注文ありがとうございました

 お彼岸期間中、多くのお客様にご来店・ご注文いただき、誠にありがとうございました。数万本の花を用意しましたが、無事完売の運びとなりました。ありがとうございました。

 10月には他県へ産地視察をして参ります。これからもいい花をお客様に提供できるよう、市場・生産者の方々と連携を図りながら進めて参りたいと考えております。

 今後ともご支持・ご支援をいただけましたら幸いです。この度はありがとうございました。

 

季節の花たち

秋の花、蓮の実・ツルウメモドキ・染雪柳等

 8月のお盆頃から流通し始める蓮の実を活けてみました。
 蓮は水の吸い上げが極端に悪く、特殊なポンプを使わないと水が上がりません。蓮の花が何故花屋に流通しないのかというと、ポンプを使って水を吸い上げても、一晩しか花が保たないから。つまり、蓮の花はたいへん可憐ですが、日持ちが極端に悪いのです。(いけばなの小原流では蓮も活けますが、そういった特殊用途でない限り、一般に活けることも流通することもありません。)
 一方、蓮の実は日保ちします。また、枯れかかってもそれが風情を感じさせる、たいへん味わい深い色や質感に変化します。平家物語の諸行無常ではありませんが、蓮の実それ自身が、たいへん趣のある実ものであると言えます。

 雪柳は紅葉してから切り取って使えばいいという考えもありますが、残念ながら、本当に紅葉してしまうと切り花の日持ちが極端に悪くなります。(紅葉したモミジも同じで、切り取って活けると3日も保ちません。)そのため、生産者が青々とした雪柳に塗料で色を染め、秋を感じさせるようにしています。

 朝晩だけでなく、日中も長袖を着るぐらい肌寒くなってきました。今回は深まりつつある秋をテーマに活けてみました。

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彼岸入りは9月20日(金)です。

 お彼岸が近づいてきました。今年の彼岸入りは9月20日(金)となります。

 生産者や市場に問い合わせをしていますが、全国的におおむね出荷は順調のようです。(但し、台風被害で停電や断水が続いている千葉県からの一部商品の出荷はストップしています。早期の復旧・復興を願っております。)

 彼岸の中日は23日(月)、彼岸明けは26日(木)です。

 今年のお彼岸もたくさんの花をご用意しております。ご来店・ご注文、お待ちしております。

季節の花たち

秋の花、アマランサス・ケイトウ・ツルウメモドキ等

 アマランサス(写真中央のピンクの花)が入荷しました。ケイトウ(鶏頭)・リンドウ(竜胆)・ツルウメモドキ(蔓梅擬) ・アマランサス等、秋の花づくしです。(今はまだ体感的にも季節的にも秋がそこまで深くなっていないので、紅葉感のある真っ赤な染雪柳は使わず、青々とした雪柳を使っています。秋の花の中にもまだ夏が残る、そんな季節感を表現してみました。)

 アマランサスの花はマット基調と言いますか、光沢がありません。光沢が無い花は他にあまりなく、他の花との取り合わせでは一際目立つ存在となっています。また、独特の形状・質感もたいへん面白く、初めて見た方はたいてい驚かれる変わった花となっています。

 このアマランサスやケイトウは秋だけに見られる花です。これから秋が深まるにつれ、フォックスフェイスやウメモドキ等、秋ならではの花や実物がどんどん出てきます。

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9月16日(月)は敬老の日です。

 今年も敬老の日が近づいてきました。おじいちゃん、おばあちゃんに気持ちを伝えるために、アレンジを贈ってみませんか?

 現在、多くのお客様から敬老の日のアレンジをご注文をいただいております。花材はたくさんご用意しておりますので、ご安心ください。

 お電話、またはFAX、メール等にてご注文をお待ちしております。

季節の花たち

秋の花材「ワレモコウ・ツルウメモドキ」入荷しました。

 日が暮れるのも早くなってきました。いよいよ秋の到来ですが、生花の方も秋の花材として代表的なワレモコウ( 吾亦紅 )、ツルウメモドキ等が入荷してきました。

 以前、生け花の恩師にワレモコウについて話を伺いました。先人はワレモコウを擬人化し、その擬人化したワレモコウが自身のことを吾(われ)と呼び、吾もまた紅い(あかい)と感じたからそういう呼び名になったと言っていたことが印象に残っています。

 明治から昭和にかけて活躍した俳人・高浜虚子は、ワレモコウ ( 吾亦紅 ) に対しての想いを俳句にてこう綴っています。

吾も亦(また) 紅(くれない)なりと ひそやかに  『句日記』

 

 また、秋と言えば実物(みもの)です。ツルウメモドキも入荷したばかりでまだ鮮やかな 橙赤色(とうせきしょく) の種子は出ていませんが、これからいろいろな実物が入荷しますので、楽しみにしてみてください。

 いよいよ秋の到来です。秋の花を部屋やリビングに飾ってみませんか?