イタリア国旗をモチーフにした祝花の制作

 イタリアンレストランのお祝いにと、お客様から祝花のご注文を頂きました。
 今回はお客様から普通の祝花ではなく、イタリア国旗をモチーフにして作って欲しいとのご要望でした。そこで、イタリア国旗の3色に色を合わせて祝花をお作りしました。

 使用した主な花材は次の通り。
 緑の花材は写真にあるアンスリウム、ディスバットマム、ドラセナ、アルストロメリア。他にトルコキキョウやカーネーションなど。

 白の花材は写真に写っているトルコキキョウやオリエンタルユリ、グラジオラス。他に胡蝶蘭やアンスリウム等も使用しました。

 続いて赤の花材。写真の左からアルストロメリア、バラ、ダリア。他にスプレーカーネーションやポインセチア等を用意しました。

 ではさっそく作ってみます。
 始めはグラジオラスから。このグラジオラスで大まかな高さが決まります。今回は3色に色分けするので、器に詰めたオアシスでおおまかな場所決めを行いました。

 通常ですともっとグラジオラスの本数を多くし幅を大きめに取りますが、先述のように3色に色分けするので、右側や左側にはみ出さないように気を付けての位置決めです。

 続いて左右上部のおおまかな高さを決めたところ。
 左右の高さを決めることで、全体像や大きさのだいたいイメージができてきます。

 だいぶ進んできました。百合も開いていた方がいいのですが、今回は全て入荷したばかりの花材で作ったため、まだまだ蕾の状態です。

 横幅もボリューム感を持たせるため、ドラセナやポインセチアも使用しました。

 ちなみにポインセチアは鉢物で入荷しますので、切り落とした後、切り口を焼きます。実際に切り花で水揚げ処理に茎の切り口を焼くのはポインセチアぐらいで、他の花材は熱湯に浸す湯上げや水上げ、金槌で叩くなど、その花材に一番適した水揚げ方法を行っていきます。

 白のアンスリウムを入れたり、空いている空間に花を入れたりし、ほぼ完成したのがこの写真。この後、胡蝶蘭やアレカヤシを入れ、最終チェックを行います。

 納品したところ。2つ並べて撮影しました。今回は2段スタンド花のご注文でしたので、足(下側)の部分も3色に色分けしてお作りしました。

 当然ながら上段と下段では形が異なりますので、共通した花材も使いますが、一部、色合いは同じでも全く違う花材も使います。
 例えば下段の赤のスカシユリやスナップなど。下側は縦方向に長いので、形状に合わせて適切な花材を選定していきます。

 今回はイタリアンレストランのお祝いということで、国旗をモチーフとした祝花をお作りしました。
 従来の祝花とはまた違った雰囲気ですが、こういったご要望にも柔軟に対応できますので、祝花をご注文の際にはお気軽にお問い合わせ下さい。

 できる範囲とはなりますが、ベストな花材を選定して取り組んでいきたいと考えています。