お盆の花の出荷が終わると・・・

 東京を中心とした一部地域を除けば、全国的に8月15日がお盆となりますが、花の需要もこのお盆に一旦のピークを迎えます。

 しかし、花屋に取ってみればお盆に関係なく花の需要に応えなければならず、「花がありません」では専門店として生き残れません。

 ただ、この時期はお盆に向けて生産者も出荷を終えており、基本的には畑に花が無い状況になっています。

 昨晩、産地訪問で訪れた武藤園芸の武藤さんに連絡を取らせて頂き、スプレー菊が残っていれば出荷をして欲しい旨をお伝えしたところ、何とか60本は用意できるとのことで、今日の早朝にお伺いさせて頂きました。

 サイズ的には2L・L・M・Sなどの種類がありますが、数万本を生産している武藤さんのところでも、お盆に向けての出荷を終了しています。残っているのは成長途上のSクラスと一部Mクラスだけしかないとの話でしたので、Mクラスを全て下さいとの話をさせて頂き、取りに伺いました。

 夜の10時頃に選別作業をして頂き、今朝7時半頃にお伺いして花を受け取りましたが、お盆休みでお休みのところ、無理を言って花を分けて頂いたこと、たいへん感謝しております。

 今年は長梅雨だったため、露地栽培の小菊なども水の吸い過ぎで葉の傷みが早く、期待したような状態にはほど遠い状況でした。

 一方で、ハウス栽培でしっかりと成長させた武藤さんのスプレー菊は、長梅雨であってもほとんど影響を受けず、安心してお客様に提供できました。

 天候によって大きく左右される花の生産は、本当に難しいものだと産地訪問を重ねるにつれ、つくづくと感じています。

この記事を書いた人

菊地充智
菊地充智代表取締役社長/色彩講師/UC級講師/1級色彩コーディネーター
こんにちは。福島県郡山市にあるフラワーショップ アリスの代表を務めております、菊地充智です。

元教員としての経験を活かしながら、色彩の専門知識を基に、お客様一人ひとりに寄り添った花づくりを行っています。

全国の産地を自ら訪問し、生産者の声を直接伺いながら、確かな品質と、生産者の想いやこだわりが込められた花を選んでご提供しています。

また、(AFT認定)色彩講師/UC級講師/1級色彩コーディネーターとして、色彩理論に基づいた花束・アレンジメントのご提案や、色彩と花に関する情報発信にも力を入れています。

さらに現在は、色彩理論と画像解析技術を組み合わせ、画像群に含まれる色彩の傾向を定量的に解析・可視化するWindows向け色彩解析ソフトウェア 「彩力 SAIRYOKU」(商標登録出願中)の開発にも取り組んでいます。
公式サイト:https://sairyoku.net/

色相・明度・彩度・色差などを数値やグラフとして可視化し、花や画像に含まれる色彩を感覚だけでなく、客観的・定量的に捉えられるようにすることで、色彩の実務や教育、研究などにも活用できるソフトウェアを目指しています。

ブログ記事では、花の魅力や産地、生産者の取り組み、色彩に関する知識など、専門的な内容もできるだけ分かりやすくお届けしています。

ご覧いただいた皆様が、花や色彩の奥深さに興味を持つきっかけになれば嬉しく思います。

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