提供形態:インターネットによるダウンロード販売
「自分が作りたい図表を、自分で作れるようにしたい。」そこから始まった色彩解析ソフトウェア
色彩講師として講義や研究発表の資料を作っていると、1枚の画像を見るだけではなく、 数十枚、数百枚の画像群にどのような色が多いのか、画像群全体でどのような傾向があるのかを、 客観的な図表と数値で示したい 場面があります。
ところが、 画像群をまとめて読み込み、色管理を行い、複数の色空間で可視化し、 マンセルの考え方から近似分類し、さらにCSV・Excel・PDF等まで一連の流れで出力する となると、一般的な画像編集ソフトだけでは容易ではありません。
そこで、自分自身が必要としていた分析と図表を作るために開発したのが 「彩力 SAIRYOKU – Image-based Color Distribution Analyzer」 です。 彩力は、デジタル画像に記録された色を「画像群」として解析し、 色の分布、偏り、広がり、代表色、分類傾向を複数の角度から確認する Windowsデスクトップソフトウェアです。
感覚で見えていた傾向を、図表と数値で確認する。

彩力でできること
彩力の中心は、数十枚から数百枚程度の画像を同一条件でまとめて解析し、画像群全体の色彩傾向を可視化・数値化することです。
Standard EditionとProfessional Editionは、1画像群の解析について同じ機能を利用できます。 Professional Editionでは、さらにA群・B群の2画像群を共通尺度で比較できます。
- CIE 1931 xy色度図、CIE 1976 u′v′色度図
- CIELAB、CIELUV、CAM16 / CAM16-UCSによる分布・統計
- マンセル Hue / Value / Chromaの近似分類
- 代表色クラスタリング(k=5 / 10 / 20)
- CIELAB色域面積・色域体積、Shannon entropy等による色彩多様性
- 3D CIELAB(PNG / 回転GIF / インタラクティブHTML)
- 彩力 色彩イメージプロファイルによる6軸の記述的色彩傾向表示
- GrabCutによる背景除去の選択、ICCプロファイルを考慮した画像読込
- PNG / GIF / HTML / CSV / Excel / PDF / JSON / TXT等の自動出力
- 解析条件、画像処理記録、Methods記載支援文書等の保存
- 日本語 / Englishの2言語インターフェース・ヘルプ
- 2画像群比較と比較レポート・比較グラフ出力(Professional Edition)

画像群を、同じ条件でまとめて解析する
彩力の中心は、1枚の画像だけを評価することではなく、複数の画像を1つの画像群として扱い、その全体傾向を調べることです。各画像から色彩分析に使用するサンプルを取得し、画像ごとの画素数の違いによって結果が極端に偏りにくいよう配慮しながら、画像群全体を同じ条件で解析します。
同じ画像群を継続的な研究や比較に利用できるよう、解析条件や実行情報もあわせて記録し、後から解析時の条件を確認できるようにしています。
※色サンプル数は、画像内の色分布を記述するために抽出した画素数です。研究デザイン上の独立標本数を意味するものではありません。


色の分布を、複数の色空間から確認する
CIE 1931 xy色度図
画像群に含まれる色の色度分布をxy平面上に配置し、どの領域に色が集中しているのか、また、どの程度広がっているのかを確認します。
彩力では、解析に採用された色サンプルの分布に加え、既定では累積サンプル密度95%の主要色域と、99.5%の広域色域を表示します。外側の少数色だけに影響されず、画像群の中心的な色域と全体的な広がりを分けて確認できます。
なお、これらの95%・99.5%は統計学上の信頼区間ではなく、画像群内の色分布を記述するための領域です。また、xy平面上の距離をそのまま人が知覚する色差として扱うものではありません。

CIE 1976 u′v′色度図
CIE 1976 u′v′色度図は、CIE 1931 xy色度図よりも知覚的な均等性を改善することを目的として設計された色度尺度です。
彩力では、同じ画像群についてu′v′上の分布も自動生成するため、xy色度図とは異なる尺度から、色の位置・集中・広がりを確認できます。
xyとu′v′の両方を見ることで、一つの色度図だけに依存せず、画像群の色度分布を複数の視点から確認できます。Professional Editionの2画像群比較では、A群・B群を共通の表示範囲で重ねて比較します。
なお、u′v′平面上の距離についても、そのまま最終的な知覚色差として扱うものではありません。定量的な群平均色の比較では、CIELABを基礎としたCIEDE2000(ΔE00)等を使用します。

CIELUV
CIELUVは、L*とu*、v*によって色を表す知覚的色空間です。彩力では、L*、u*、v*、C*uv、h°uv等を算出し、CIELABとは異なる座標系から画像群の分布傾向を確認できます。
色相角h°uvの平均については、通常の数値平均ではなく、角度データとして扱う円平均を使用します。
CIELABとCIELUVはどちらも色を数値化する色空間ですが、座標系の性質は同一ではありません。両方の結果を見ることで、一つの尺度だけでは捉えにくい分布の特徴を別の角度から確認できます。
なお、CIE 1976色度図のu′・v′と、CIELUVのu*・v*は異なる量です。彩力ではそれぞれを別の解析結果として扱います。

CAM16 / CAM16-UCS
CAM16は、人が色をどのように知覚するかという「色の見え」を扱う色外観モデルです。
彩力ではCAM16を基礎としてCAM16-UCSへ変換し、J′、a′、b′の数値と、a′-b′平面上の分布を出力します。
a′-b′分布からは画像群の色方向の広がりや偏りを確認でき、J′は明るさ方向の情報として数値データに保存されます。CIELABやCIELUVとは異なる考え方に基づく尺度を併用することで、画像群の色彩傾向をより多面的に確認できます。
CAM16-UCSについても、解析対象は写真やデジタル画像に記録された色です。実物を観察条件下で直接測色した値そのものではありません。

マンセル Hue / Value / Chroma を近似的に可視化
Hue × Value
彩力では、画像から得られた色彩データを基に、マンセルのHue(色相)・Value(明度)・Chroma(彩度)へ近似的に分類し、画像群全体の傾向を図表として確認できます。
Hue × Valueでは、画像群に含まれる色が、どの色相領域に多く分布し、それぞれがどの程度の明るさを持っているかを確認します。
例えば、同じ赤系の色が多い画像群でも、低いValueに集中している場合と、高いValueまで広く分布している場合では、画像群全体の明るさの構成が異なります。HueとValueを組み合わせて見ることで、色相と明度の関係を一つの図から確認できます。
CIELAB等の数値だけでは直感的に捉えにくい色彩傾向を、マンセル体系のHue・Valueという尺度から確認するための近似表示です。
なお、本機能はデジタル画像から取得した色彩データをマンセル体系へ対応付けるための近似解析であり、マンセル色票そのものを直接測色した結果ではありません。

Hue × Chroma
Hue × Chromaでは、画像群に含まれる色が、各色相についてどの程度のChroma(彩度)まで分布しているかを確認します。
同じ色相が多く含まれる画像群でも、低Chromaの穏やかな色を中心としている場合と、高Chromaの鮮やかな色まで広く含んでいる場合では、色彩構成は大きく異なります。
HueとChromaを組み合わせることで、「どの色相が多いか」だけではなく、「その色相がどの程度鮮やかな状態で現れているか」まで確認できます。
画像群ごとの色彩傾向やカテゴリー間の違いを、色相と彩度の関係から整理したい場合に利用できます。
表示されるHue・Chromaは、デジタル画像の色彩データから算出したマンセル近似値に基づきます。

色相区分別 Value × Chroma
彩力では、マンセルの色相を区分し、それぞれについてValue(明度)× Chroma(彩度)の分布を確認できる図も出力します。
この図では、色相ごとに「明るく鮮やかな色が多いのか」「暗く低彩度の色が多いのか」といった違いを確認できます。
単純なHueの頻度だけでは、同じ色相の中にどのような明度・彩度の色が含まれているかまでは分かりません。ValueとChromaを色相区分ごとに見ることで、画像群の色彩構成をより細かく確認できます。
また、Hue / Value / Chromaの各近似値やクロス集計は数値データとしても保存されるため、グラフによる視覚的な確認と、CSV・Excel等による数値確認を併用できます。
マンセル関連出力は、写真やデジタル画像に記録された色をマンセル体系へ近似的に対応付け、画像群の傾向を記述することを目的とした機能です。実物色の測色や公式なマンセル値の判定を代替するものではありません。

10色相区分別 Value × Chroma 分布
彩力では、マンセルの色相をR、YR、Y、GY、G、BG、B、PB、P、RPの10色相区分に分け、それぞれについてValue(明度)× Chroma(彩度)の分布を一覧表示します。
各パネルの横軸がChroma、縦軸がValueです。背景色は各色相におけるValue × Chromaのおおよその色の位置を視覚的に把握するための参考色として表示し、画像群から実際に検出された領域には枠線や数値を重ねて表示します。
セル内の数値は、画像群全体の採用色サンプルに対して、そのValue × Chroma領域が占める割合を示します。これにより、単に「赤が多い」「青が多い」と見るだけでなく、各色相の中で、明るい色・暗い色、低彩度色・高彩度色がどの位置に集中しているかを確認できます。
例えば、同じR系の色を多く含む画像群でも、低Value・低Chroma側へ集中する場合と、高Value・高Chroma側まで広がる場合では、画像群全体の色彩構成は異なります。この図では、その違いを色相ごとに分けて確認できます。
また、10色相を同じ形式で並べることで、どの色相が多いかだけでなく、その色相がどのような明度・彩度の状態で現れているかまで比較できます。
なお、本図はデジタル画像から得られた色彩データをマンセル体系へ対応付けた近似分類です。背景色は表示参考色であり、マンセル色票そのものを画面上で再現するものではありません。実物色の測色や公式なマンセル値の判定を代替するものではありません。

CIELABを3Dで見る
CIELABのL*、a*、b*を3軸として、画像群に含まれる色の分布を立体的に確認できます。
2次元のa*b*分布だけでは把握しにくい明るさ方向の広がりも同時に確認できるため、画像群の色域、偏り、明暗方向の分布を直感的に見ることができます。
PNG
固定視点の静止画像です。PDF、報告書、論文、プレゼンテーション等へ貼り付けやすい形式です。
回転GIF
3D分布が自動的に回転し、静止画像だけでは分かりにくい奥行きや点群の重なりを確認できます。
インタラクティブHTML
ブラウザ上でドラッグして自由に回転し、拡大・縮小して確認できます。通常の閲覧時に外部CDNや外部APIへ接続しない自己完結型HTMLとして出力します。
GIFやHTMLでは表示負荷を抑えるため点数を間引く場合がありますが、統計値、色域、代表色等の解析自体は解析条件に基づく採用サンプルから算出します。



代表色を5色・10色・20色で整理する
画像群には数十万、数百万規模の色サンプルが含まれる場合があります。彩力では、それらをCIELAB空間上でクラスタリングし、画像群を特徴づける代表色として整理できます。
- k=5:画像群の大まかな色構成を確認
- k=10:主要色をある程度細かく確認
- k=20:より細かな色構成まで確認
各代表色は色見本として表示され、その幅は画像群全体におけるクラスタの割合を表します。代表色ごとのCIELAB値、sRGB値、サンプル数、割合も数値データとして保存されます。
代表色は「最も目立つ色」を人の注意や心理から推定する機能ではなく、多数の色サンプルをCIELAB空間上でグループ化し、色構成を要約するための解析です。



画像群の色彩傾向を6軸で見る「彩力 色彩表情レーダー」
多数の数値やグラフを確認した後、画像群の色彩傾向を1枚のチャートとして見渡せるようにしたのが、「彩力 色彩表情レーダー ― 6軸色彩傾向分析 ―」です。
画像群から得られた複数の色彩データをもとに、温もり、軽やかさ、華やぎ、穏やかさ、躍動感、まとまりの6軸を0~100のスコアとして表示します。
多数の解析値を個別に確認するだけでなく、画像群全体の色彩傾向を視覚的に捉えやすい形へ整理することで、研究・教育・比較・資料作成等で結果の全体像を確認しやすくしています。
- 温もり:暖かい方向・涼しい方向の色彩傾向を示します。
- 軽やかさ:明るさを中心とした、軽快さ・重厚さに関わる色彩傾向を示します。
- 華やぎ:鮮やかさや色彩の豊かさに関わる傾向を示します。
- 穏やかさ:色彩分布の落ち着きに関わる傾向を示します。
- 躍動感:色彩分布の変化や広がりに関わる傾向を示します。
- まとまり:画像群内の色彩分布がどの程度まとまっているかを示します。
※本機能は彩力独自の記述的な色彩傾向指標です。心理、感情、嗜好、美しさ、品質、優劣を直接測定・判定するものではありません。また「まとまり」は、被写体や構図の統一性ではなく、色彩分布のまとまりを表します。

画像群の「色の広がり」と「色彩の多様さ」を数値化する
CIELAB色域面積・色域体積
彩力では、CIELAB空間上で色がどの程度広がっているかを、a*b*平面の凸包面積と、L*a*b*空間の凸包体積として数値化します。
全採用サンプルを対象としたfullに加え、外れた少数色の影響を抑えて中心的な分布を確認するためのcentral 95%も出力します。
これにより、平均色だけでは分かりにくい、画像群全体がどの程度広い色域を持っているかを数値として確認できます。
なお、central 95%は画像群の中心的な色分布を記述するための領域であり、統計学上の95%信頼区間を意味するものではありません。
色彩多様性
彩力では、CIELAB空間を固定ビンに分け、Shannon entropy、normalized entropy、effective bins、occupied bins等を算出します。
これらの指標により、単に色域が広いかどうかだけでなく、画像群に含まれる色がどの程度多様に分布しているか、あるいは特定の領域に集中しているかを数値として確認できます。
例えば、色域面積が近い2つの画像群でも、一方が多数の色域へ広く分布し、もう一方が限られた色域へ集中している場合には、色彩多様性の値に違いが現れることがあります。
これらは画像群の色彩分布を記述するための指標であり、数値が大きいほど「美しい」「優れている」「品質が高い」といった価値判断を意味するものではありません。

2つの画像群を、同じ条件・共通尺度で比較する
Professional Editionでは、A群とB群の2つの画像群を同じ解析条件で処理し、それぞれの色彩傾向を共通尺度で比較できます。
単に2枚のグラフを別々に作るのではなく、比較用の図表ではA群・B群を共通の表示範囲や尺度で示すため、分布の位置、広がり、偏りの違いを確認しやすくしています。
例えば、次のような比較が考えられます。
- 季節・年代・地域の異なる画像群
- ブランドAとブランドBの商品画像
- 自然画像と色調整を行った画像
- 作家・作品群・デザインカテゴリーの違い
- 撮影条件を統一した実験群AとB


群平均色を色差で比較する
Professional Editionでは、A群・B群それぞれの平均CIELAB値から、群平均色どうしの違いを複数の指標で算出します。
- ΔL*
- ΔC*
- Δh°
- ΔE76
- ΔE94(graphic arts条件)
- CIEDE2000(ΔE00)
彩力では、群平均色の比較ではCIEDE2000(ΔE00)を主要な色差指標として扱います。
ただし、ここで算出する色差はA群全体の平均色とB群全体の平均色との色差です。各画像同士、あるいは各画素同士の色差を平均した値ではありません。
CIELUVおよびCAM16-UCSについても群平均間の距離を出力し、一つの尺度だけではなく複数の色空間から違いを確認できます。

色彩表情レーダーでA群・B群の全体像を比較
Professional Editionでは、A群・B群それぞれの彩力 色彩表情レーダーを同じレーダーチャート上へ重ねて表示できます。
温もり、軽やかさ、華やぎ、穏やかさ、躍動感、まとまりという6軸を共通尺度で表示するため、個々の専門的なグラフや数値を確認した後に、2つの画像群の全体的な色彩傾向の違いを一つの図として整理できます。
比較結果は図だけでなく数値データとしても保存されるため、発表資料や報告書等で全体傾向を示した後、必要に応じてCIELAB、色差、色域、多様性等の詳細指標へ戻って確認できます。
なお、本指標は画像中の色彩データから算出する彩力独自の記述的色彩表情指標であり、人の心理状態、感情、嗜好、美しさ、品質等を直接測定・判定するものではありません。

背景を含む画像は、解析前に確認してから使用する
画像中の背景を解析対象から除きたい場合は、背景除去機能を使用できます。背景として判定された領域を解析対象から除外し、被写体部分を中心とした色彩分析を行うことができます。
自動的な背景推定には誤判定が生じる場合があるため、解析開始前に画像確認画面で結果を確認し、全画像・適用なし・画像ごとの個別指定から適用方法を選択できます。
※背景除去の適用は画像ごとに選択できます。背景除去を適用した画像と適用していない画像が混在する場合も、それぞれ指定された状態で解析します。

ICCプロファイルを考慮して画像を読み込む
埋め込みICCプロファイルがある画像では、画像に記録された色の情報を考慮し、必要に応じて色空間を統一したうえで解析します。ICCプロファイルがないRGB画像についても、一定の基準に基づいて解析を行います。
彩力が扱うのは画像ファイルに記録された色であり、被写体そのものを直接測色した値ではありません。カメラ、照明、露出、ホワイトバランス、画像処理等の影響を受ける点に注意して結果を解釈してください。
解析を始める前に、画像群と保存環境を確認する
数百枚規模の画像をまとめて解析する場合、破損画像や未対応形式、重複画像、極端に大きなファイル、保存先の容量不足等が処理に影響する可能性があります。
彩力では解析開始前にPreflight安全診断を行い、入力画像群と出力環境を事前に確認します。
対応画像数、破損・異常画像、未対応形式、サブフォルダ、完全重複、類似重複候補、特殊画像、保存先、空き容量等を確認し、大量処理を開始する前に問題へ気付きやすくしています。

「図」だけでなく、数値と解析条件を残す
彩力はグラフを作って終わりではなく、どの条件で解析したのかを後から確認できる情報を残すことを重視しています。
解析結果とあわせて、解析条件、入力画像に関する情報、処理状況、研究・報告書作成を支援する情報等を保存し、後から解析時の条件や処理内容を確認できるようにしています。
また、将来ソフトウェアの解析方式や仕様が変更された場合にも、過去の解析結果と区別しやすいよう、解析時のバージョン情報等を記録します。
※保存される詳細な項目や解析条件の内容は、ソフトウェア内の技術情報・解析仕様および各種出力ファイルから確認できます。
解析結果を、用途に応じた複数形式で自動出力
解析結果はグラフ画像だけではなく、確認・共有・再分析に利用できる複数の形式で保存されます。
PDFレポート
主要図表、記述統計、解析条件、注意事項等を一つのレポートとしてまとめます。解析結果の全体像を確認したり、報告資料として共有したりする用途に利用できます。
Excelレポート
画像別の数値、画像群全体の集計、研究指標、主要な解析結果等をExcel形式で確認できます。出力後に利用者自身で並べ替え、絞り込み、追加計算等を行うこともできます。
CSV / JSON
数値データはCSVやJSONとしても保存されるため、Excelだけでなく、R、Python、統計ソフト等へ持ち出して追加分析できます。
このほか、3D CIELABのGIF・HTML、Methods支援TXT等を含め、解析結果を「見る」「共有する」「再利用する」ための複数形式を自動生成します。

日本語・英語の2言語インターフェースと詳細ヘルプ
彩力は、日本語 / Englishの2言語表示に対応しています。
メイン画面だけでなく、操作マニュアル、解析結果の見方、用語解説、技術情報・解析仕様、動作上限、ライセンス関連等のヘルプも日本語・英語で確認できます。
専門的な色空間や統計指標については、単に名称を表示するだけではなく、図の軸が何を意味するのか、どのように結果を見るのか、どのような点に注意すべきかをソフト内から確認できるようにしています。
研究用途では、日本語のMETHODS支援文書と英語版を同時に生成できるため、日本語で解析しながら海外向け資料の作成準備にも利用できます。

Standard Edition / Professional Edition 比較
両Editionの違いは、現時点では「2画像群比較」と、それに伴う比較用出力の有無です。Standard Editionでも、1画像群解析についてはProfessional Editionと同じ解析機能を利用できます。
| 主な機能 | Standard | Professional |
|---|---|---|
| 1画像群の色彩解析 | ○ | ○ |
| CIE 1931 xy / CIE 1976 u′v′ | ○ | ○ |
| CIELAB / CIELUV / CAM16-UCS | ○ | ○ |
| マンセル近似分析 | ○ | ○ |
| 代表色・色域・色彩多様性 | ○ | ○ |
| 3D CIELAB(PNG / GIF / HTML) | ○ | ○ |
| 背景除去・ICC色管理 | ○ | ○ |
| PNG / CSV / Excel / PDF / JSON等の出力 | ○ | ○ |
| 日本語 / English | ○ | ○ |
| 2画像群比較 | × | ○ |
| 2画像群の比較グラフ・比較レポート出力 | × | ○ |
| 販売価格(税込) | 19,800円 | 24,800円 |
どちらを選べばよいか
2画像群を比較するなら Professional。
Standard Editionが向いている方
1つの画像群について、色分布、マンセル近似、代表色、色域、3D表示、PDF・Excel・CSV等の出力まで一通り行いたい方。
Professional Editionが向いている方
Standard Editionの全機能に加えて、2つの画像群を同一条件・共通尺度で比較し、比較グラフ、比較数値、比較レポートまで作成したい方。
対応環境・主な安全上限
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 対応OS | 64-bit Windows 10 / Windows 11 |
| 対応画像形式 | JPEG / JPG、PNG、WebP、TIFF / TIF、BMP |
| 1画像群の対応画像数 | 最大2,000枚 |
| 1画像あたり色サンプル数 | 500~30,000点 |
| 1画像群の解析色サンプル総数 | 最大3,000,000点 |
| 2画像群比較の解析色サンプル総数 | A群+B群 合計最大4,000,000点(Professional) |
| 1画像ファイル | 最大512MB |
| 最大辺 / 総画素数 | 20,000px / 80MP |
主な利用想定は数十枚から数百枚程度の画像群です。上限は、異常な大量処理によるメモリ不足や保存失敗等を防ぐための安全策として設けています。
どのような方に向いているか
- 色彩研究・教育:画像群の色分布を定量的に確認し、講義、研究発表、卒業研究、論文・報告書の資料へつなげたい方
- デザイン・広告・商品研究:パッケージ、広告、Web画像、作品群等の色相・トーン・色域・代表色を確認したい方
- 景観・建築・インテリア:地域、年代、空間、カテゴリーごとの色彩傾向を確認・比較したい方
- 花・植物・自然画像:季節、品種、用途等の違いによる色彩傾向を多数画像から確認したい方
- Python等で一から解析環境を組まず、GUIで一連の処理を行い、必要に応じてCSV / JSON等を追加分析へ回したい方
彩力が向いていない用途
- 分光測色計等による実物の絶対的な物体色測定の代替ではありません。
- 解析対象は画像に記録された色であり、カメラ、照明、露出、ホワイトバランス、画像処理等の影響を受けます。
- マンセルは画像RGB / CIELABからの近似分類です。
- 統計的推測を自動的に行う万能統計ソフトではありません。必要な追加統計はCSV等を利用して別途行うことを想定しています。
- 色域面積、entropy、代表色等の単独数値から、美しさ・品質・優劣を自動判定するソフトではありません。
価格・販売について
2026年11月の販売開始を予定しています。販売開始後は、本ページから購入方法をご案内します。
| Edition | 販売価格 | 主な違い |
|---|---|---|
| Standard Edition | 19,800円(税込) | 1画像群解析の全機能 |
| Professional Edition | 24,800円(税込) | Standardの全機能+2画像群比較・比較関連出力 |
開発・販売:菊地充智(個人)
本ソフトウェアはフラワーショップ アリスの店舗商品・会社販売商品ではありません。開発者・菊地充智が個人として開発・販売するソフトウェアです。
販売開始時には、利用規約、ライセンス条件、サポート範囲、最新版の動作環境等をあわせて掲載します。
まとめ – 色彩を「見る」から「分析する」へ
数十枚、数百枚の画像を一目見ても、全体の傾向は分かりづらく、なかなか正確にはつかめません。しかし、同じ条件でまとめて解析すると、色の偏り、トーンの集中、色域、色彩の多様さ、代表色などが別の角度から見えてきます。
彩力は、感覚として見えていた色彩傾向を、図表と数値で確認し、必要に応じて比較し、その解析条件まで残すためのソフトウェアです。
特定商取引法に基づく表記
「彩力 SAIRYOKU – Image-based Color Distribution Analyzer」の 販売に関する特定商取引法に基づく表記です。
| 販売業者 | 菊地 充智 |
|---|---|
| サービス名 | 彩力 SAIRYOKU |
| 郵便番号 | 963-0206 |
| 所在地 | 福島県郡山市中野2丁目52 |
| 電話番号 | 024-952-7888 |
| メールアドレス | info@sairyoku.net |
| 販売商品 |
Windows 10 / Windows 11(64ビット版)対応
画像色彩解析ソフトウェア 「彩力 SAIRYOKU – Image-based Color Distribution Analyzer」 |
| 販売価格 |
SAIRYOKU Standard:19,800円(税込) SAIRYOKU Professional:24,800円(税込) |
| 商品代金以外の必要料金 |
インターネット接続に必要な通信料金等は、お客様のご負担となります。 銀行振込を利用する場合は、振込手数料をご負担いただきます。 |
| 販売数量 | 1ライセンスより |
| 商品の提供方法 |
インターネットによるダウンロード形式で提供します。 本製品はWindows用ソフトウェアです。 |
| 商品の引渡し時期 | ご注文内容およびお支払いを確認後、 ダウンロード方法ならびにライセンス登録に必要な情報をご案内します。 |
| お支払い方法 | 販売ページに表示する決済方法をご利用いただけます。 |
| お支払い時期 | 各決済方法に定められた時期にお支払いいただきます。 |
| 返品・キャンセルについて |
本製品はダウンロード形式のデジタル商品のため、
商品の提供開始後は、お客様のご都合による返品・交換・キャンセルを
お受けしておりません。 ただし、当方の責めに帰すべき事由により商品を正常に提供できない場合、 またはライセンスに不具合がある場合は、状況を確認のうえ対応します。 |
| 動作環境 |
対応OS:Windows 10 / Windows 11(64ビット版) CPU:64ビット対応CPU、4コア以上 メモリ:16GB以上(32GB以上推奨) ストレージ:2GB以上の空き容量+解析データ保存用の空き容量 ディスプレイ:1280×720以上(1920×1080以上推奨) 保存先:ローカルSSD推奨 ※32ビット版Windowsには対応していません。 ※画像枚数、画像解像度、解析内容により必要なメモリ容量は増加します。 ※多数の画像や高解像度画像を解析する場合は、32GB以上のメモリを推奨します。 |
| ライセンスについて |
本製品の利用には正規のライセンス登録が必要です。 ライセンスの利用条件、登録可能なPC台数その他の条件については、 製品ページ、使用許諾条件および操作マニュアルをご確認ください。 |
| 販売開始予定 | 2026年11月 |
