色彩解析ソフトウェア「彩力 SAIRYOKU」の販売を開始しました

 このたび、Windows向け色彩解析ソフトウェア「彩力 SAIRYOKU」の販売を開始しました。

 普段、このブログでは花やフラワーアレンジメント、色彩等について取り上げていますが、今回は少し違ったお知らせとなります。

 実はここしばらく、本業の花屋の仕事と並行しながら、休日や夜間等を利用して色彩解析を行うWindowsソフトの開発を進めていました。

花の色彩研究から始まったソフトです

 元々は、多数の花画像を集め、その色彩傾向をCIE 1931 xy色度図等を使って分析できないかと考えていたことがきっかけです。

 以前、このブログでも色彩研究を元にしたフラワーアレンジメントの記事を書いていますが、その際にPython等を使って色彩関係の図表を作ったことから、「これを毎回手作業で行うのではなく、ソフトとして使えるようにできないか」と考えるようになりました。

 そこから少しずつ機能を増やしていき、最終的には多数の画像をまとめて読み込み、色彩傾向をグラフや数値として確認できるWindows向けソフトとして形にしました。

CIE 1931 xy色度図

「彩力 SAIRYOKU」として製品化しました

 ソフト名は、彩力 SAIRYOKU です。
 画像から得られる色の情報を単に数値として見るだけではなく、色彩の特徴や違いを「見える形」にしていくことを目的としています。

 花の画像はもちろんですが、研究、教育、デザイン等、色彩を扱う様々な場面での利用を想定しています。

 当然ながら、ソフトは作れば終わりという訳ではなく、実際に販売するとなると、ライセンス管理、サイト制作、特許等の権利関係、実機テスト、商標申請等々、プログラム以外の作業もかなり多くなります。

 この辺りについては、彩力公式サイトのブログで詳しく紹介しています。

CIELAB 3D色分布
色は色相・明度・彩度の3次元の概念です。そのため、分析した色を点の集合体として表すと、3次元の図表として表せます。

彩力 SAIRYOKU 公式サイト

製品の詳しい機能や画面、開発の経緯等については、専用サイトをご覧ください。

Windows向け色彩解析ソフトウェア「彩力 SAIRYOKU」公式サイト

https://sairyoku.net/
彩力トップページ https://sairyoku.net/

 フラワーショップ アリスとしてはこれまで通り花屋が本業ですが、花と色彩は非常に関係が深い分野でもあります。
 これまで学んできた色彩の知識と、実際に花を扱ってきた経験を、別の形でも活用できればと思っています。

 もっとも、かなり専門的なソフトですので、一般のお客様が日常的に使うような製品ではありません。
 ただ、「花屋でこんなものまで作っている人がいる」くらいに見ていただければ幸いです。

 今後も彩力については改良を進めながら、花や色彩についての研究にも活用していきたいと思います。

この記事を書いた人

菊地充智
菊地充智代表取締役社長/色彩講師/UC級講師/1級色彩コーディネーター
こんにちは。福島県郡山市にあるフラワーショップ アリスの代表を務めております、菊地充智です。

元教員としての経験を活かしながら、色彩の専門知識を基に、お客様一人ひとりに寄り添った花づくりを行っています。

全国の産地を自ら訪問し、生産者の声を直接伺いながら、確かな品質と、生産者の想いやこだわりが込められた花を選んでご提供しています。

また、(AFT認定)色彩講師/UC級講師/1級色彩コーディネーターとして、色彩理論に基づいた花束・アレンジメントのご提案や、色彩と花に関する情報発信にも力を入れています。

さらに現在は、色彩理論と画像解析技術を組み合わせ、画像群に含まれる色彩の傾向を定量的に解析・可視化するWindows向け色彩解析ソフトウェア 「彩力 SAIRYOKU」(商標登録出願中)の開発にも取り組んでいます。
公式サイト:https://sairyoku.net/

色相・明度・彩度・色差などを数値やグラフとして可視化し、花や画像に含まれる色彩を感覚だけでなく、客観的・定量的に捉えられるようにすることで、色彩の実務や教育、研究などにも活用できるソフトウェアを目指しています。

ブログ記事では、花の魅力や産地、生産者の取り組み、色彩に関する知識など、専門的な内容もできるだけ分かりやすくお届けしています。

ご覧いただいた皆様が、花や色彩の奥深さに興味を持つきっかけになれば嬉しく思います。

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