「滑川神社×福島県産花×アリス」コラボ企画⑧

 今回の記事は、福島県産の花をPRする「福島県産花卉(かき)展示開拓事業」の弊社にとって8回目のコラボ企画をまとめたものとなります。

 10月6日の秋祭りに併せ、滑川神社様とのコラボ企画として、10月4日に花手水の生け込みを行いました。

「滑川神社×福島県産花×アリス」コラボ企画⑧

使用花材

使用花材

 今回は花手水の生け込みとなります。メインとなるダリアを中心に、主に同系色の花材を揃えてみました。

 なお、福島市で枝物が多いのは、花見山に代表される花木生産が昔から盛んであるためです。

制作風景

 制作風景①は生け込む前の画像。滑川神社さんでは花手水の際に剣山を利用し、茎だけを水に浸け、花自体は水面から浮かして制作します。理由は花をそのまま水に浮かべると花持ちが極端に悪くなるためです。

 制作風景②では取り敢えずダリアを生けたところ。左右対称での制作となりますので、右と左で大きな違いが出ないよう茎の高さ等を揃えて生けていきます。

 制作風景③はダリア→カラー→スナップ→リンドウ→染行李柳と進んだところ。スナップはあえて色違いのライトトーンの黄色を選びました。全体的に明清色の花材を使用した生け込みとなります。

 制作風景④で染雪柳を入れ完成。制作時間は40分ほどでした。

 朝晩、少し肌寒い気温となってきました。前回の花手水は7月でしたので、涼しさを少しでも感じられるよう寒色を中心とした生け込みを行いました。今回はピンクの中性色から黄色の暖色までの花材を使い、少しは温かみも感じられるような色合いで構成しました。

 10月6日(日)は滑川神社様の祭礼があるとのことですので、是非ともご覧頂ければと思います。

 下は滑川神社様のInstagramの写真です。リンクを張らせて頂きました。引き続き11月の七五三にも滑川神社様で花手水の生け込みを行います。

この記事を書いた人

菊地充智
菊地充智代表取締役社長/1級色彩コーディネーター/UCアドバイザー
こんにちは。福島県郡山市にあるフラワーショップ アリスの代表を務めております、菊地充智です。
元教員としての経験を活かしながら、色彩の専門知識を基に、お客様一人ひとりに寄り添った花づくりを行っています。

全国の産地を自ら訪問し、生産者の声を直接伺いながら、確かな品質と生産者の想いやこだわりが詰まった花を選んでご提供しています。

また、1級色彩コーディネーター/UC(ユニバーサルカラー)アドバイザーとして、色彩の理論に基づいた花束・アレンジメントのご提案や、色彩と花に関する情報発信にも力を入れています。

ブログ記事では、花の魅力や色彩などに関する知識を、できるだけ分かりやすくお届けしています。
ご覧いただいた皆様が、花や色彩の奥深さに興味を持つきっかけになれば嬉しく思います。

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