紫陽花の種類いろいろ③

 紫陽花の季節がやってきました。紫陽花は2千種以上ありますが、生産者も新品種をどんどん栽培していく方に動いています。逆に言うと、昨年度出ていた紫陽花のいくつかは入手が難しくなっています。

 まさに一期一会。その時に出会った紫陽花が、二度と店頭で手に入らなくなる可能性も秘めています。

 上記写真の紫陽花は「マジカルグリーンファイヤー」。マジカルシリーズは切り花用に育種された品種で、茎が強くて丈夫です。緑色主体に、ほのかなピンク色が混ざっています。

 ヨーロッパで人気の品種。圧倒的なボリューム感があります。切り花やドライフラワーにも利用できますので、地植えしても何度でも楽しめるおすすめの一品です。

 続いて同系統の「マジカルグリーンファイヤーピンク」。こちらは「マジカルグリーンファイヤー」に比べてピンク色が濃い印象。

 次は淡い紫が印象的な新品種紫陽花「ブレスレッド」。この紫陽花はシクラメンで毎年全国品評会金賞を取る根本園芸の根本さんが作ったものです。

 ネットでこの「ブレスレッド」を検索しても出てこないので、相当な希少種であることが推察されます。私も初めてこの品種を見ましたが、この色合いと質感は今まで見たことありません。

 かなりのおすすめ。

 根本さんはこの時期、他にもクレマチス「ビエネッタ」等も作っており(下の写真)、弊社でも積極的に取り扱っています。

 続いて定番のようなピンクの色合いの「ジューンブライド ハーモニー」。地植えする際により美しいピンク色に咲かせるためには、土はアルカリ性に調整しておくのがおすすめです。

 アジサイは酸性土壌・アルカリ性土壌によって色が変わってきますので、地植えするときにPH調整にも取り組んだ方が望ましいです。

 PH調整と行っても、アルカリ性にする場合には土壌に消石灰や苦土石灰、牡蠣殻のいずれかを混ぜればいいのでそれほど難しくはありません。

 続いて「ブルーマーブルソーダ」。水色と白の混色の紫陽花です。この「ブルーマーブルソーダ」は、秋になるにつれ色が変化し、緑がかっていきます。満開後に色が変化していきますので、秋まで楽しめる一品となっています。

 最後に紫陽花とは違いますが、上記写真の「ハゴロモジャスミン」。花が開くとほのかないい香りがします。

 冬は0℃以下になるとダメなので、当地福島県郡山市では、鉢物での鑑賞をおすすめしております。

 ハゴロモジャスミンは「香りの王様」と表現されるほど、花が開くとフローラル系の甘い香りがします。

 以上、紫陽花を中心にご紹介しました。紫陽花は新品種が続々登場してきています。母の日の贈り物としておすすめです。