冬の花材、クリスマスホーリー

 寒くなってきました。まだ雪は降っていませんが、当地にも白鳥が飛来するなど、冬の様相を呈してきました。

 さて今回は、白塗りの枝物を入手しましたので、クリスマスホーリーを葉物として使用しました。
 クリスマスホーリーは別名、西洋ヒイラギとも呼びます。トゲトゲの葉と赤く丸い実が特徴です。

 中央の赤いダリアのような花はディスバットと呼ばれる菊です。ディスバットマムは多様な品種が市場に出ています。従来の白い輪菊ではイメージが固定化して用途が限られてしまいますが、ディスバットマムはアレンジや生け込み、祝い花にも使用できるなど、用途が大幅に広がっています。

 クリスマスホーリーと併せる葉物として、今回はドラセナを使用せず、キキョウランとモンステラを用いました。

クリスマスホーリー、ディスバットマム「マーレッタ」、オリエンタル百合「バンドーム」、キキョウラン、モンステラ、アルストロメリア、野バラ、珊瑚水木

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菊地充智
菊地充智代表取締役社長
こんにちは。フラワーショップ アリスの代表取締役、菊地 充智と申します。福島県本宮市出身で、元々は教員として子どもたちの教育に尽力していました。その経験は私にとって大切な基礎となり、人と心を通わせる重要性や、強い絆を築くことの意味を深く理解させてくれました。

2007年、私は新たな挑戦としてフラワーショップ アリスに加わりました。それ以来、花々と共に日々成長し、お客様に最善のサービスを提供するために常に努力しています。そして、花の美しさとそれぞれの物語をより深く理解し、お客様に届けるため、全国の花の産地を訪れています。

私の経営理念は、お客様に最高の満足を提供し、常に改善と修正を行いながら、お客様にとってベストの選択を追求することです。この理念は、私が書く文章にも反映されています。

皆さんが私の記事を通じて、花の世界の美しさや、そこに込められた物語を感じ取っていただければ幸いです。それが私が記事を書く大きなモチベーションとなっています。どうぞよろしくお願いいたします。