アンスリウムのお手入れポイント

アンスリウムのお手入れポイント

 アンスリウムのお手入れについても、お客様からよくご相談を受けます。ここでは、簡単になりますが、お手入れのポイントをまとめていきたいと思います。

1.原産国


 アンスリウムは中米アメリカから西インド諸島にかけての蒸し暑い地域の樹上に根を張る「着生植物」です。

 「着生植物」とは、他の植物の上に生育する植物のことで、栄養分は空気中や雨水から得ます。
 そのため、その環境を再現していくことがポイントです。

2.夏場の管理

 夏場の直射日光は強すぎるため、直射日光に当てると葉やけを起こします。レースのカーテン越しなど、室内の半日陰に置くといいです。樹上で育つ着生植物ですので、水を与えすぎると根が腐ります。鉢の土が乾いてから水を与えるようにしてください。

3.冬場の管理

 冬場は乾かし気味に管理しますが、ヒーターの使用などで室内の乾燥が激しい時には、軽く霧吹きをして湿度を保つ必要があります。一年間を通して比較的管理しやすい植物です。病気も特にありませんので、おすすめの植物となります。また、冬は外には置けませんので、室内に置いてください。

4.挿し木や株分けで増やしてみませんか?

 株分けの際の用土は、本来、樹上に咲く着生植物ですので、加湿状態となりやすい腐葉土などは不適です。排水性と通気性に優れた土が必要です。アンスリウムの土も市販されております。バーミキュライト等を使用すると、水はけの良い土が作れます。

 挿し木もできます。葉を2~3枚残し、10cmぐらいの茎を切って土に挿すだけで大丈夫です。

 当店では、常時3000円台ぐらいから1万円ぐらいまでの各種アンスリウムを取りそろえております。アンスリウムをお求めの際には、是非とも一度当店にお立ち寄りください。電話やメールでのお問い合わせもお待ちしております。

この記事を書いた人

菊地充智
菊地充智代表取締役社長
 こんにちは。フラワーショップ アリスの代表取締役、菊地 充智と申します。
 福島県本宮市出身で、元々は教員として子どもたちの教育に尽力していました。その経験は私にとって大切な基礎となり、人と心を通わせる重要性や、強い絆を築くことの意味を深く理解させてくれました。

 2007年、私は新たな挑戦としてフラワーショップ アリスに加わりました。それ以来、花々と共に日々成長し、お客様に最善のサービスを提供するために常に努力しています。
 そして、花の美しさとそれぞれの物語をより深く理解し、お客様に届けるため、全国の花の産地を訪れています。

 私の経営理念は、お客様に最高の満足を提供し、常に改善と修正を行いながら、お客様にとってベストの選択を追求することです。この理念は、私が書く文章にも反映されています。

 皆さんが私の記事を通して、花の世界の美しさや、そこに込められた物語を感じ取っていただければ幸いです。それが私が記事を書く大きなモチベーションとなっています。どうぞよろしくお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA